メルマガ72

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「森の駅発」メルマガ 第72号

★2016年最初の市民フォーラムのご案内《1月26日開催》
★『森の駅』に行こうよ(森の駅推進協議会/略称森の駅発のホームページより)
★JAPAN WOOD DESIGN AWARD 2015から
★映画監督 池谷薫さんのメッセージ
★森の駅推進協議会活動報告
★好評連載中 山小屋通信は、次号以降から開始致します。どうぞお楽しみに。

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2016年最初の市民フォーラムは 衣・食・住の『衣』をテーマにします。

地球にやさしい自然素材のオーガニックコットンを日本に最初に輸入された
(株)アバンティの渡邊智惠子社長に登場していただきます。

東南アジアの輸出する契約者と対等なビジネスパートナーの関係を保つ、
ソーシャルビジネスをされています。
常に「何のために働いているのか」と自問自答して、
行動されている素敵な女性経営者です。

5年前にはNHKの『プロフェッショナル』File.150にも登場されています。
また2015年10月には「女性だから、できたこと」の書籍が出版されました。
(当日会場でも販売される予定です)
一緒にいるだけで、周りを元気にするオーラを持たれていますので、
会いに来るだけでも幸せを感じることができますよ。
(渡邊さんは、湖を優雅に動いている白鳥のようですが、
 水面下では物凄い勢いで足を動かしています)

日 時 平成28年1月26日(火)18:30~21:00(受付18:00~)
場 所 リストランテ ベニーレ・ベニーレ
    渋谷区神宮前4-31-10 YMスクウェア 6F
会 費 3,000円(軽食+ドリンク付)
定 員 30名程度
締 切 1月22日(金)ただし定員に達した場合はその時点で締切りとさせて頂きます。
お問い合わせ・お申し込み 西村(090-5341-5003)

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当会ホームページでも紹介しています日本の森林文化を守る「森の駅」。

新しい年の年頭に、私達が推進したい「森の駅」とはいかなるものか、
あらためて日本全国14ヶ所の「森の駅」をご紹介します。
今年も近くの「森の駅」でウッドセラピー体験をされては如何でしょう?
それぞれの活動内容については順次レポートしてまいりたいと思います。
どうぞお楽しみに。

私達が紹介する「森の駅」4つのタイプ
いずれの「森の駅」も地元の森と深い関わりを持ち森を活動拠点としています。
1.森の中での体験学習や木工教室、宿泊施設などを通じ、
  森への理解と愛着を深める活動をする「森の駅」

2.間伐材をペレットや木工などに利用することにより、
  森林整備の推進活動を行う「森の駅」

3.森林整備のボランティア活動を行う「森の駅」

4.森林整備に加え集落再生と新たな経済基盤の創出に取り組む「森の駅」

私達が推奨する「森の駅」14ヶ所
①青森県 青森ヒバの森と三井の森。
②宮城県 栗駒木材。
③新潟県 木質ペレット推進協議会の活動
④宮崎県 綾町 薬膳宿舎 綾ビオスヴィレッジ
⑤千葉県 きさらづ里山の会
⑥神奈川県 NPO法人 緑のダム北相模
⑦静岡県 御殿場市
⑧山梨県 道志村みなもと体験館 道志・久保分校

⑨新潟県 魚沼市魚沼伝習館
⑩熊本県 水俣市愛林館
⑪岡山県 国六株式会社新庄事業所
⑫香川県 大滝山県民いこいの森
⑬山口県 美祢市里山体験施設
⑭福岡県 北九州市 山田緑地

そのほか以下の地域が準備中です。

栃木県 鹿沼前日光の森(日光地区木材流通研究会)
鳥取県 智頭町 観光案内所、森林セラピーのコースが街の賑わいと共存。

福岡県 篠栗町 九州で最も有名な88ヶ所の霊場を持つ。
沖縄県 大宜味村 NPOやんばる舎 野鳥の会が中心になりヤンバルの森を守る。
三重県 尾鷲市 三重県の森林・木材の聖地とも言われる。

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日本最大の環境展示会「エコプロダクツ2015」は昨年12月10日より
東京ビッグサイトで3日間開催、約17万人が来場しました。

その会場の一角を占めた「森林からはじまるエコライフ展2015」では
開催初日にJAPAN WOOD DESIGN AWARD 2015が発表され
昨年当会市民フォーラムで、講師としてお招きし感動的な講演をされた
東京おもちゃ美術館(多田館長)とワイス・ワイス(佐藤社長)の
2社の製品が目出度く表彰されていました。ここにご紹介します。

林野庁長官賞(優秀賞)ハートフルデザイン部門/
東京おもちゃ美術館「ウッドスタート」(特定非営利活動法人日本グッド・トイ委員会)
【作品の概要】ウッドスタートは東京おもちゃ美術館が取り組んでいる木育推進事業のこと。
「ファーストトイは地産地消の木のおもちゃから」を合い言葉に、全国各地の自治体が、
地域材を活用した東京おもちゃ美術館監修のオリジナル木製玩具をプレゼントする
事業を展開。2011年4月に東京都新宿区が開始したのを皮切りに、北海道雨竜町、
群馬県上野村、東京都檜原村、岐阜県美濃市、宮崎県日南市、沖縄県国頭村など、
13の自治体がすでにウッドスタート宣言。
さらに今年度末までに10近くの自治体が宣言を予定
……中略……同じくウッドスタート宣言をした企業(良品計画、内田洋行など9社)が、
社員やお客さんにプレゼントする誕生祝い品としても採用。
東京おもちゃ美術館のイベントや全国ネットワークを活用しての販売も行われています。
「地産地消」から「地産外消」へ。そしてもちろん赤ちゃん時代にとどまらず、
食器や勉強机、ベッド、マイホーム、最後は棺桶まで、暮らしの中に木を取り戻す運動です。
【審査委員会コメント】生まれた土地の木で赤ちゃんのおもちゃを作り、贈る。
川の流域、地域、木材産地など汎用性がある取り組みであり、
木のおもちゃと子供の育ちという点に温かく、卓越したメッセージが込められている。
同様の仕組みで他分野への展開の可能性も感じられる。

審査委員長賞(奨励賞)ハートフルデザイン部門/
KURIKOMA(株式会社ワイス・ワイス)-KURIKOMAは森の駅認定宮城県栗駒木材です-
【作品の概要】被災地域の人々自身による持続可能な復興のための家具作りプロジェクト。
杉の特徴を活かした軽量の椅子ができあがった。
【審査委員会】被災地域に暮らす人々が機能性の高い家具を製作し、持続的な復興に
取り組むプロジェクトである。軽量化にこだわった国産家具を製作するために、
CLT工法を採用するなどアプローチも多面的で、物語性がある

このウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、
特に優れたものを消費者目線で評価し表彰する新しい顕彰制度です。
第1回目の今回はライフスタイルデザイン部門、ハートフルデザイン部門、
ソーシャルデザイン部門それぞれから
林野庁長官賞3作品と審査委員長賞10作品が選ばれ、
農林水産大臣賞(最優秀賞)が「みんなの材木屋」発森と暮らしを創る六次産業化モデル
(株式会社西粟倉・森の学校)に贈られました。

原文引用:https://www.wooddesign.jp/pdf/News_Release_1210.pdf
巻末に受賞作品の写真があります:上/東京おもちゃ美術館 下/ワイス・ワイス

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森の駅発フェイスブックに参加の映画監督池谷薫さんからメッセージがありました。

以下原文のままご紹介します。

映画「先祖になる」監督の池谷薫と申します。
突然メッセージを差し上げる失礼をお許し下さい。
「先祖になる」は東日本大震災で息子さんを亡くした木こりの老人が、
自ら森で木を切り僅か1年半で自宅を再建する姿を追ったドキュメンタリーです。
老人の名は佐藤直志さん。頑固でユーモアたっぷりの直志さんの生き方には、
人間が生きる上で大切なことがたくさん詰まっています。
「先祖になる」というユニークな題名には、
地域再生の礎になろうとする直志さんの意気込みが表れています。
このたび自主上映の受付を再開しました。来年は震災から5年の節目を迎えます。
震災を風化させない為にも、復興に向かっていち早く前を向いた直志さんの奮闘を、
多くの人にご覧頂きたいと願っています。
上映会の普及にお力をお貸し頂ければ幸いです。

映画「先祖になる」〜その人は森で木を伐り、自分の家を建て直した。(DVD絶賛発売中)
岩手県陸前高田市在住、佐藤直志(77歳)の震災後を描いた愛と勇気のドキュメンタリー
・第63回ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞受賞
・第37回香港国際映画祭グランプリ受賞
・平成25年度文化庁映画賞大賞受賞
・日本カトリック映画賞

「先祖になる」公式サイト
http://senzoninaru.com/

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森の駅推進協議会活動報告

12月17日 健康住宅研究会12月例会
【シックハウス対策と住まいの安全、会規約ほか12月22日 12月幹事会
【健康住宅研究会、市民フォーラム、里山部会、メルマガ部会報告と協議】
01月07日 メルマガ委員会開催【新年度方針】
(詳細については各担当幹事にお問い合わせ下さい。)

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