メルマガ30

① 「木造建築に住むと頭がよくなる訳」
…市民フォーラムのご報告から
② 里守り犬が森を護る講演会のお知らせ

① 「頭がよくなる建築は二酸化炭素を吸収する木造!」
第12回の市民フォーラムでは、
香りの図書館館長で東京大学名誉教授の
谷田貝光克先生をお迎えし
幅広く木造建築や木の香りのメリットについて
次々と目からウロコのお話をお聞きしました。
一部、ご紹介させていただきます。

人は、炭酸ガス濃度が1500PPM以上になると
眠気やダルさが出て集中出来なくなる。
一方、木を内装壁に使うとCO2を吸収して
減らしてくれるという実験結果が得られた。
この関係を証明するかのように
実際に、学力が全国トップレベルの秋田県では
木造校舎を多用している。

木がなぜCO2を吸収するのか?
その理由は次回のメルマガで!
木の様々な効用や驚きの特長もご報告します。

頭や健康にいいなら
国産材で本物の木を家に取り入れたい!
と真剣に思ったお話でした。
 
② 第13回森の駅発市民フォーラム
「里守り犬でサル被害対策」・・・2013年度日本動物大賞受賞!記念講演会を開催します。

「道の駅」の生みの親である
NPO法人地域交流センターの重鎮、
米村洋一氏の発案で実施した里守り犬事業が、
日本動物愛護協会の
2013年度日本動物大賞のグランプリを受賞しました。
「トラブルを起こさないよう、
きちんとしつけをされた犬を
判断力のある飼い主が適切に活用
里に出てくるサルを
日常的な活動として追い払うことで、
昔のように里に出ると
嫌なことが起こるという状態を作り出すことで
サルを里から遠ざけようという考え方です」と米村氏。

農産物の被害だけでなく、
人の命の危険も脅かされるほどの
脅威になってきた鳥獣被害は
里山地域の存続をも揺るがします。
森や里を護る人が安心して住める里守り犬育成事業は、
実際の効果も目覚ましく里山の救世主プロジェクトに!

自然と人との関係を問いかけ
ペットとの上手なかかわり方を再認識するのに
とてもいい機会です。


1 月日時:平成25年11月20日(水曜日)18:30-21:30
2 場 所:「ベニーレ・ベニーレ」
(澁谷区神宮前四丁目31-10 YMスクエアー5F
 TEL 03-5775-5333
3 講師:米村洋一様(社会福祉法人藤沢育成会理事長、
NPO法人地域交流センター理事)
4 会費:3000円(軽食付き)