2017メルマガ年賀状

2017年 「森の駅発」メルマガ 年賀状

明けましておめでとうございます。
年頭に当たり、森の駅推進協議会からのリレー年賀状をお届け致します。

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世界のフレームが変わろうとしています。
樹木や森林の真理は不変です。
森林はかけがえのない財産となってきました。
大事にしていかなければなりません。

森の駅推進協議会副代表 酒井 秀夫(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

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酉仲 賛森 
酉仲(いうちゅう)森を賛(たすく)。 酉仲:気の初めて生ずるところ

 明けましてお目出度ございます。
今年もご厚誼のほど宜しくお願い申し上げます。

 関心がある衣食住の中で、衣食は生活生協等の運動や公的な支援で、自然農法の
作物やオーガニックコトン等、健康を求めて自然へ回帰しています。然し、住いは、
高温乾燥で生命を奪われた木材や多くの化学物質等の不健康な建材に室内は囲まれ、
更に、高気密・高断熱化を要請されて、換気扇が必要なほど室内は不健康のるつぼ
になっています。「死ぬるまで元気で」との老人達の願いも虚しく、平均寿命と健康
寿命の差、つまり不健康期間(直近は、男性9年、女性12.4年)が年々拡がっていま
すが、取りも直さず、寝たきり老人等を送り出しているようです。
また逆に、自然乾燥をした木材がセスキテルペンを排出し、香りと共に心を鎮静化
し健康に寄与している(ウッドセラピーの源)健康な木材であること、を多くの人
は知りません。

 こうした現状の打破にと昨年11月20日、東大弥生講堂で「自然乾燥の木材は健康
木材」を命題に、フォーラムを開催致しました。西は對馬から東は北海道から、
志ある方々が馳せ参じて下さり、レセプションでは超満員、嬉しく思っています。
将来、こうした同志が増えて、真の健康住宅が周知になれば、住む人も元気になり、
建てる人も元気になり、森も元気になります。
そして、衣食住の自然への回帰が、一斉に揃うようになることを願っています。

 平成29年 正月
         地域交流センター 森の駅推進協議会 代表幹事 岡本 守生

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明けましておめでとうございます。
住まいづくりが森を育てる。そんな想いで家づくりを進めて来ました。
住宅業界は成熟しているのか、はたまた退化を始めているのか混沌としています。
無垢材の住まいづくりでエコロジーとエコノミーの両立を再構築し、
新たな発見のある空間造りを目指したい。
森の駅発/健康住宅研究会はそんな出会いの場にしたいと思います。
本年もよろしくお願いします。

森の駅推進協議会 幹事 健康住宅研究会 担当 市川 皓一

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私事ですが、11月末で60歳となりました。
会社では週3日(火水木)勤務のシニア社員となります。
副業が可能となり、森の駅発の活動もビジネス的に成果を求めたいと考えています。
健康住宅/森の駅発では、リフォーム面の新たな流通ルート開発にも取り組みます。
ご期待ください。

森の駅推進協議会幹事 マーケティング・広報 担当 上坂 洋文

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 里山活動に携わっている。補助金はありがたい。他の活動団体も同様だろう。
しかし、いつまでも補助金頼みでは活動の自立化を削ぐ事になると考えている。
そこで里山再生活動を進めながら自立化に向け、里山に自生している芳香成分を
持つ種々の植物を探索し、そこからの精油抽出等を試み商品開発を目指したい。
 地域資源の再発見と共に、里山活動に安定した収入をもたらす事で、里山再生
に繋げたいと考えている。

森の駅推進協議会 幹事 里山部会 担当 柴崎 則雄(きさらづ里山の会副会長)

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皆様
昨年も過ぎてみればあっという間の1年でした。
自然を大切に、樹木を大切にすることが今の私たちに一番必要という事を、
何度かの集まりに参加させて頂き再確認致しました。
今年はもっと参加回数を多くして、多くを学びたいと思っております。
皆様と共によい年にしたいと願っております。

森の駅推進協議会 オブザーバー 古海 正子 

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「森の駅発」発足に際し、シンボルロゴのデザインをしました<高畠雅晴>です。
エドゥアルド・コーン著『森は考える』。
難解な本ですが、読破を今年の課題としました。
蓋然的に思い込んでいる汎人間主義の価値観を超える思考の時代を教唆しています。
「森の駅発」の活動は、時代の先端を歩まねばなりません。
今年こそは皆さんと少しでも歩調を揃えればと思う年の初めです。

森の駅推進協議会 オブザーバー 高畠 雅晴(自然デザイン研究所)

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昨年は、池や川をきれいにして蛍復活に貢献した人たちによく会う機会があった。
今では珍しくなった蛍。でも昔は当たり前にいた。
代表幹事の岡本氏は、瀬戸内海のスナメリ生息調査に協力し、
昔は当たり前にいたスナメリが激減していることを示した。
いつの間にか自然が不自然になった。
植林樹を利用して自然の調和に貢献するこの会。
今年は少しでも貢献できたらと思う。

森の駅推進協議会 メルマガ部会 中村 いづみ

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あけましておめでとうございます。
納豆に葱、鰻に山椒、森の駅メルマガに「山小屋通信」、
という気持ちで今年も執筆します。
本年もよろしくお願い致します。

森の駅推進協議会 メルマガ部会 大森 明

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明けましておめでとうございます。
世界最大級の環境テーマ展示会エコプロ展は、2015年から、木のデザインに対し、
「JAPAN WOOD DESIGN AWARD」を開催展示。今年の最優秀賞はトヨタ自工。
また2020年へ向け建設が始まった「国立新競技場」の大きなテーマも木材使用。
時代が漸く追いついて来たが、既に10年前、社会に先駆け始まった「森の駅発」。
正月の箱根駅伝の如く、その「理念」を次の世代にリレーし、トップランナーで
あろうとすることこそ、いま此処に在る者の矜持と使命、と自戒しています。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
森の駅推進協議会 幹事 メルマガ部会 戸田 吉彦