メルマガ173

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森の駅発メルマガ No.173
2024 甲辰 令和六年 January 一月 睦月(むつき)正月に親類一同が集まる睦び(親しくする)月。
甲辰(きのえたつ)は「陰陽五行思想」による古代東洋暦。10年毎の「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の
天干と12年毎の「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の地支の組み合わせで干支(えと)と言う。
60年一周説は還暦の語源。「甲」は「きのえ」と読み「陰陽五行思想」では「木の兄」と記し「木の陽」を意味する。
「陰陽五行思想」は異なる五行の性質「木・火・土・金・水」の陰陽で世界を見る。「木」は生長、柔和など春の象徴
で「陽」は積極性や大きい意味から「甲」は成長、寛大、屈曲、発展を表す。「辰」は十二支の5番目で、草木の成長が
一段落し新芽が葉を広げ太陽の光を浴びる春。「甲辰」は太陽の恵みが広く注がれ成長や変化を促す年となる意。

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目 次
・山小屋通信「龍の板絵」大森 明
・<青ヒバの会>「住まいのカタチ8章」市川 皓一
・美術コラム「狩野永徳『花鳥図襖・春の景』」戸田 吉彦
・関連情報「樹齢800年のご神木に昇り竜」・「モクコレ 2024」他

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山小屋通信「龍の板絵」大森 明(森の駅発メルマガ編集・発行)


今年の干支の龍。青い龍と緑の龍の2種類を、紙でなく木の板に描いた。
青い龍の絵は蒲鉾板、緑の龍の絵は内装板材の端材に描いた。
実は、龍の姿を眼にする機会が日常生活の中で無いため、当初は龍の姿がイメージできず、
龍の絵を描くことができなかった。北斎の数ある龍の絵や映画「千と千尋の神隠し」の龍などを
参考にしようかとも考えたが、模写になってしまうのも嫌なので、あえて見ないことにした。
そんな中、ちょうど神社にいろいろとお願い事に行く機会が続いたため、訪れた神社で龍の鋳物
や絵を観察し、スケッチすることにした。そのおかげで龍が天空でうねっているイメージが頭に
浮かぶようになり、何とか自分なりの龍の絵を描くことができた。
また今回は何気なく、紙ではなく板に描くことにしたのだが、板の木目がアクセントになり、
龍の絵に案外よい雰囲気を与えているように思う。
こうして今年のお正月、この龍の板絵は我家の玄関で睨みをきかせることとなった。

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<青ヒバの会>「住まいのカタチ8章」 市川 皓一(一級建築士)

ーはじめにー
 森の駅活動推進協議会発足以来、共に歩み「国産材の活用」と「国内林業の活性化」を考えて
真剣に取り組んで来ました。私が主宰する「青ヒバ」の家づくりとその体験についてお伝えする
事も皆様のご参考になれば幸いです。内容が多岐に渡るので4つのテーマに分けました。
・「青ヒバの会」の活動報告
・青ヒバの効能
・自分流の家を設計する
・時を越える住空間

4つのテーマには各々2つの章があり(全8章)各章に見出しを付けました。
・「青ヒバの会」の活動報告
第1章 モデルハウスをつくる
① 第六感の住まい ② 森林浴ツアーの実行 
第2章 住まいづくりネットワーク=オール国産材の家 
③ 健康住宅の実例 ④ 流通ロスをなくすワンストップサービス
・青ヒバの効能
第3章「青ヒバの家」は抗菌住宅
⑤ 抗菌効果と都市住宅 ⑥ 結露指数は不快指数 ⑦ ダニアレルギー症を起こすメカニズム
第4章 身体感覚で確かめる住まい
⑧ 光、風、音、香りと触覚
・自分流の家を設計する
第5章 青ヒバの家づくりと手法
⑨ コロナ禍以後の住まい ⑩ 水廻りと素足感覚 ⑪ 自分流の住まいづくり
第6章 住宅の未来
⑫ 23坪の土地に36坪の家を建てた ⑬ 三層の立体空間 ⑭ 耐震耐久住宅のコスト
・時を越える住空間
第7章 木の家は森の恵みである
⑮ 丸太1本買いの奨め ⑯ 自然派住宅はサプライヤーの都合に負けない家
第8章 「青ヒバの家」のコンセプト
⑰ 青ヒバの森が教える家づくり ⑱ SDGsと自給自足の住宅

それぞれ読み易い長さで毎月お届けしますので、ご期待いただければ幸いです。
まず最初に、青ヒバとの出会いと、国産材で住宅をつくるようになった経緯から始めます。

<青ヒバの会>住まいのカタチ8章 

第1章モデルハウスをつくる


①「第六感の住まい」

 日本列島は弓型に長く東西南北が海に接する高温多湿な気候風土で、国土の70%は森林です。
文化地理学から見ても木造建築を主導する技術が1200年続き、住まいづくりの技術において基本
が整っていると考えられます。ただ森林を守るサイクルは100年以上の単位で循環し、家と住む人
のライフサイクルは30年で変わります。全国の森林と都市の住民を繋ぐ手立てはなく、情報化が
進んでも互いの立場の違いから見えない壁がありました。その壁に林野庁が踏み込んだのです。
それが全国の木材産地の住宅展示場を東京営林局の貯木場跡地に作る案の誕生です。さらに東京
に流通拠点がない青森の国有林から、産出する青森ヒバの家を展示できないかとの問い合わせが
舞い込んで来ました。それまで、建築家と住み手が直に話し合えればモデル展示住宅は無くても
良いと考えていたのですが、住空間と木材の適合性は身体感覚で確かめる方法が一番良いと思い
直しました。視覚だけでなく、木の香りを感じる嗅覚、手足の触覚、そして空間の広がりを聴覚
も合わせた五感で感じる満足感、人間に備わる自然感覚を、住空間で実感してもらえるからです。
建築家が住宅展示場の運営も考えるのは畑違いですが、潜在顧客層の声を聴く機会になります。
しかし大多数は、木曽ヒノキ、秋田杉、青森ヒバが日本三大美林と知っていても実際に森を見た
事がありません。先ずは森を見てもらおうと青森の友人に呼び掛けて私の構想が固まりました。


② 森林浴ツアーの実行

 日本には1200年来の伝統工法が脈々と生きていますが、住宅生産現場は手仕事の消滅が進んで
います。それでも建築家の指示次第で空間性と機能性が高い住宅が出来ます。青森ヒバの素材性能
を発揮した使い方で、家に居て森に住む感覚を造り出せるのです。また温暖化が進む地球は台風
等の被害が日ごとに顕在化し日本の住まいも変化していきます。モデルハウスも国が奨励して来た
従来の税収上の大量生産、大量消費の方策に乗るのではなく、普遍性を兼ね備えた建築家が提供
するカタチが良いのです。生活に自然の多様性を感じる、自然素材で造った親子三代100年続く
住居です。それが建築家が設計上から提案する住宅コストパフォ―マンスであり、専門技術者の
職能が生きる住宅モデルです。事実、ユーザーのオーダーは化成建材を使わない健康住宅でした。
コストの安い原産地直送のオール国産材の家が欲しいのです。私は東京都衛生局が新聞発表した
データを思い出しました。6歳以下の幼児の6%が住環境の影響で喘息のような症状に悩まされて
いるという報告内容で、それが健康住宅を求める声となったのです。
私達は森林国日本が培った木造住環境の文化を忘れて効率化を進め、森に守られ豊かに暮らした
生活を都市化で見失い化石燃料に依存し効率化に突き進んで来ました。目に見えない環境と言う
大切な財産を見落としたのではないか。先ず森へ行き体験してみようと呼びかけを始めることに
しました。「森林浴ツアー」です。自然材である「青森ヒバ」を実際に認識して、それを活用した
木造住宅を再構築する事が『青ヒバの家』のテーマとなりました。(つづく)

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美術コラム「狩野永徳『花鳥図襖・春の景』」
戸田 吉彦(一般社団法人日本美術アカデミー理事)


狩野永徳 聚光院障壁画「花鳥図襖」1566年 紙本墨画 国宝 京都国立博物館蔵 上/東側四面 下/中央部分

 明けましておめでとうございます。皆様のご健勝とご清栄をご祈念申し上げます。
雪ながら 山もとかすむ ゆふべかな ゆく水とほく 梅にほふ里(宗祇 1421-1502 、弟子肖柏の連歌)

 冒頭の絵は狩野派四代目の狩野永徳(1543-1590)による名刹聚光院(じゅこういん)の襖絵です。
永徳は、長い戦乱が終わり戦国武将も荒廃した人心を癒そうと芸術を奨励した時代の絵師です。
千利休や小堀遠州が活躍し絵画は長谷川等伯や琳派の俵屋宗達が登場、一方大航海時代を開いた
ポルトガルから珍しい文物が入った活気溢れる安土桃山時代でした。それは75年前に現代建築の
丹下健三やモダンデザインの亀倉雄三、前衛生け花創始者勅使河原蒼風や社会派リアリズム写真
の土門拳らが現れ、アメリカ文化が流入した第二次大戦後の時期と似ているかもしれません。

変革の時代を先駆けた天才・永徳
 世の中が変わる節目を好機と捉え、新風を巻き起こす才能が各分野に出るのは世の常ですが、
新しさが歓迎される時に従来の絵師達の頭領として活躍し、時代を牽引したのが狩野永徳です。
狩野派は室町幕府第六代将軍足利義教に、狩野正信が御用絵師として召し抱えられた時に遡り、
永徳は正信の曾孫になります。早くから天賦の才を発揮、9歳で将軍に拝謁するなど幼い時から
期待され、その期待を背にそれ以上の活躍を見せて疾風のように駆け抜けた生涯でした。それは
前例を無視する実力主義の時代の覇者である、織田信長や豊臣秀吉さえも、旧幕府の御用絵師で
ある永徳に絵を発注し安土城や大坂城、聚楽第の障壁画を描かせた事実は、永徳の画才が如何に
卓越していたかを物語ります。しかし狩野派を担う責任からか永徳は次々と大きな依頼を受け、
48歳で燃え尽きるように亡くなりました。さらに作品は建物と共に焼失、或いは大きな障壁から
持ち出すため屏風の寸法に裁断され、当時の姿で今に伝わる真筆は少なく、当時のまま今も残る
聚光院の襖絵は大変貴重で、芸術的価値と共に安土桃山時代の文化的価値があります。

 絵は狩野派三代目の父の松栄と永徳が描いた聚光院の障壁画の一部で、永徳が父から任された
中の間にあり、永徳の筆になる16面の「花鳥図襖」が3方を囲み東の4面が『春の景』です。
永徳が闊達に筆を走らせる広い襖の向こうに、水鳥が長閑に泳ぐ水面の上へ老梅が大枝を張り、
新芽が出て花を咲かせる枝が天へ伸び、岩からも芽吹き、春の活気を見せる景色が広がります。
ここには、冬の終わりを待ちかねた春の喜びが今も変わらず輝いています。

 これを正月の絵と決め、小林忠先生の著書『日本水墨画全史』を紐解くと、永徳を論じられた
章の冒頭に聚光院の部屋の襖絵があり、永徳の代表作ということを改めて理解しました。以下の
引用はその襖絵の「秋の景」の解説ですが、永徳の芸術としての総括として読む事も出来ます。

花鳥画襖 狩野永徳筆 ほとばしる生気

 この絵は、永禄九年(一五六六)、狩野永徳が数え年二十四歳で描いた、大徳寺塔頭聚光院の
襖絵の一部である。聚光院は戦国武将三好長慶の菩提をとむらうために開創された禅寺で、その
客殿の室中の間は、春秋の二季を中心とする水墨花鳥画十六面の襖絵によって飾られている。
(中略)永禄九年といえば、織田信長が最後の室町将軍足利義昭を奉じて入京するその二年前、
桃山の世が正に明けようとする頃で、作者は狩野派期待の新星永徳、時代と人と二重の意味で、
”青春の金字塔”と目してよい。鳥も草も、秋には似合わないほどの生気をほとばしらせて、
まぶしいほどに華やいで見える。(小林忠著『日本水墨画全史』)

 画風は信長が上杉謙信に贈るため永徳に描かせた、『洛中洛外図屏風』(上杉博物館)に明らかな
ように鋭い観察と細密描写を本来得意とするも、天下人が次々に求める新築造営の障壁画の完成
に向け忙殺され、気宇壮大な桃山様式を創造しながら、しかし本来の絵を描けなかった運命を、
『本朝画史』の引用から永徳生来の才能を発揮する機会が少なかったと紹介されています。

豊臣秀吉公、聚楽、大坂の二城を築き、大殿を建て、永徳をしてその金壁に画かしむ。当時諸侯
大夫の第、また大厦を営み、金壁を設けて、則ち必ず其の画を求む。然らば永徳細筆に暇無し。
故に専ら大画を為す。(中略)其の筆法は皆粗にして草、然れども元信と其の優劣を論ずる者無
し。墨画は藁筆を用う。大抵は祖風を有するも、頗る新意を出し、怪怪奇奇、自ずから前輩不伝
の妙を得、以って一時に独歩す。骨気は正にして奇、凡そ手を大画に得る者、五百年来未だかつ
て有らざる者なり。(同書『本朝画史』引用箇所)

壮年になると障壁画の大作に忙殺されて、もともとは得意としたはずの細密な絵をかく余裕がな
くなったといい(中略)大作となれば筆法は粗く、草々の略体となることは必然で、墨画には毛
筆ばかりでなく藁筆、すなわち藁しべで作った特殊な筆をも使用した。基本は狩野派の伝統によ
りながらも大変に新鮮で、胸がわくわくと騒ぐほど、奇っ怪至極の作風を創出したと評し、つい
には水墨画が伝わり漢画の流儀が行われるようになった鎌倉時代以来のここ五百年間にかつて無
い大画の能手と絶賛する…(同書『本朝画史』解説文)

 スペースの関係から引用が一部になり、他の作品も取り上げて解説された永徳の画才と魅力を
ご紹介出来ませんが、同書を手に取られご理解と満足を得て頂きたく願うところです。なお少し
建物について補足しますと、聚光院は三好長慶の子の義継が大徳寺の中に創建した塔頭であると
同時に、千利休の菩提寺で茶道三千家代々の墓所ゆえ茶道界の特別な場から普段は非公開です。
永徳の真筆が聚光院に戻る5年に一度一般公開し、2022年9月~2023年3月に京都国立博物館
から戻った姿が再現されました。次の5年後までは京都国立博物館で鑑賞出来ます。他館貸出や
メンテナンス、架け替えで表に出さないこともあり、遠方の人は事前に電話確認の上行かれるの
が確実で安心です。もっともこれは全ての美術館の所蔵作品について言えることです。

 東京では秀吉が毛利輝元へ贈った『唐獅子図屏風』(左下参考図)や、永徳の晩年一門で制作した
『檜図屏風』(右下図)があり、天下人が好む勇壮で豪華な『唐獅子図屏風』は東京国立博物館や
東京藝術大学美術館でも展示されたのでご覧になった方も多いでしょう。今も伝わる永徳の絵の
力強さは北斎の『冨嶽三十六景』同様、時代を超えて見るもの全てを魅了する名作の特徴です。
天下の誰もが新たな始まりを期待した時代の依頼を永徳は感謝して受け、生来の好み得意を削り
時代の第一人者であり続けました。その誇りと気力は絵を通し今も不滅の輝きを放っています。
今日降りし 雪に競ひて 我が宿の 冬木の梅は 花咲きにけり(大伴家持 718-785)


左:狩野永徳「唐獅子図屏風」1582年以前 紙本彩色 224.2 x 453.3 cm 国宝 宮内庁三の丸尚蔵館蔵
右:狩野永徳「檜図屏風」1590年 紙本彩色 169.5 x 460.5 cm 国宝 東京国立博物館蔵

*狩野永徳の作品は全て Public domain です。
参考文献:小林忠著『日本水墨画全史』講談社・辻惟雄監修「日本美術史」美術出版社

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関連情報
樹齢800年のご神木に「昇り竜」が現れた
2023年12月21日毎日新聞 平安時代から水を司る神を祭る岡山県真庭市の高岡神社の御神木が
2年前の落雷以降、髭や角、目や口、鱗も現れ竜に見え、干支を迎え目出度いとメディアも報道。
https://mainichi.jp/articles/20231219/k00/00m/040/186000c

サステナ・ファーム トキと1% で紹介の「協生農法」が Youtube で視聴可能に
農薬・肥料使わず、土も耕さない、多様な作物を育てる日本生まれの「協生農法」の可能性とは
「サステナ・ファーム トキと1%」制作のTBS「報道特集」川上敬二郎ディレクターより報告。
https://www.youtube.com/watch?v=mFT-kmujruQ

ふるさと納税の稼ぎ頭は「人口400人の山村」和歌山・北山村
2023年10月6日日本経済新聞 総務省「ふるさと納税に関する現況調査22年度」の図表解説。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC211HA0R20C23A9000000/

日本各地の地域材活用の展示商談会「WOODコレクション(モクコレ)2024」
2024年1月11日(木)~12日(金) 東京ビッグサイト西 1・2ホール 入場無料・事前登録制
公式サイト・事前登録 https://www.mokucolle.com/jp?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=mailmagazine

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森の駅推進協議会は、日本の森林産業停滞の解決へ向け、
森の駅発と称して、下記の活動を行っています。ご参照の上お役立て下さい。

1「市民フォーラム」開催:
日本の森と日本の森が産み育てる国産木材、それを活かす健康な住環境をはじめ、
生活者の目線で市民の皆様の理解をすすめる講演会を広範囲な視点から企画開催。
内容や開催日など当メルマガ(下記3)でお知らせします。

2「健康住宅/森の駅発」の活動:
日本の森を元気にする!住む人を元気にする!住まいづくりのため集まった
プロ集団が「森に愛される家」を普及します。イベント情報もお届けします。
https://moriniaisareruie.jimdofree.com/

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フォーラムや研究会のお知らせを、原則として毎月1回発行しています。
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