メルマガ169

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森の駅発メルマガ No.169
2023 September 長月 旧暦9月は夜長月と言い、夜が長くなり月を愛でる季節が来たことを喜びました。
9月01日 二百十日 立春から210日目。 9月08日 白露 夜の気温が下がり水蒸気が朝露となり草花に降りる頃。 
9月23日 秋分 昼と夜の長さが等しくなる頃。秋分の前後7日間が彼岸です。
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目 次
・山小屋通信「フヨウ(芙蓉)とムクゲ(槿)」大森 明
・美術コラム「鈴木其一『夏秋渓流図』」戸田 吉彦
・開発製品の紹介「森の恵 : 耐震健康シェルター 命守」市川 皓一
・関連情報「ナラ枯れ 意外な原因と対策」川上 敬二郎
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山小屋通信「フヨウ(芙蓉)とムクゲ(槿)」大森 明(森の駅発メルマガ編集・発行)


前月号の戸田吉彦氏の美術コラム「広重が描く南国の植物」の中で、フヨウとその近縁種ムクゲ
の記事を興味深く読んだ。今回はそのお話しを引き継ぐような形になるが、フヨウとムクゲの話
しをしたい。
梅雨時から夏にかけ、ジョギングやウオーキングをしていて、ムクゲの花をよく眼にする。酷暑の
中でも盛んに花を咲かせている。花は真っ白、ピンク、紫、中心部が赤いものなど多種多様だ
が、いずれもよく目立つ花を咲かせる。八重のムクゲもあった。
また、ムクゲより大ぶりの花を咲かせるフヨウも花が目立つので、やはりウオーキング中に見か
ける。見かけたのは白花のフヨウで、ムクゲより花が大きく、一層優美な感じだ。
こうなるとスケッチブックを持って出直し、スケッチや観察となる。暑いのでさっとスケッチを終
えて、自宅で絵の補正~彩色を行う。こうしてムクゲとフヨウの絵を何枚かこの夏までに描き貯め
た。せっかく描くので白花のムクゲと白花のフヨウを描き比べてもみた。
描くと、なるほど花の大きさは違うが、近縁種だけあって花の感じは似ている。幹や枝も感じが
似ている。一方、葉は戸田吉彦氏の記事にもあったようにフヨウとムクゲでは全く違う形なのが
描いていておもしろかった。
フヨウとムクゲは近縁種なので接木も可能とあるが、公園や道端の樹を勝手に接木にするわけに
いかないので試していない。接木にすると、どんな樹形になるのだろうか。暑い夏の日差しの下
でスケッチや観察は大変だったが、ムクゲとフヨウの描き比べは楽しかった。
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美術コラム「鈴木其一『夏秋渓流図』」戸田吉彦(一般社団法人日本美術アカデミー理事)


鈴木其一 「夏秋渓流図屏風」 天保年間末 紙本金地着色 六曲一双 上/左隻 下/右隻 根津美術館蔵 Public domaine
 幕末最も人気ある絵師の一人でありながら、長く忘れられてきた鈴木其一(きいつ 1796-1858)
の名前が不死鳥のように蘇ったのは、昭和47年(1972)東京国立博物館創立百周年記念の特別展
『琳派』でした*1。その準備中、根津コレクションから発見された『夏秋渓流図屏風』(上図)は、
並み居る研究者が驚きの声をあげ其一の再研究が始まります*1。海外の『朝顔図屏風』(下図)は
よく紹介されますので、この絵からあの作者かと其一を思い出される方も多いでしょう。


鈴木其一「 朝顔図屏風」 天保年間末 紙本金地着色 六曲一双 米国メトロポリタン美術館蔵 Public domaine
「琳派と浮世絵」は、江戸時代に町人の美術として発達し、開国と同時に欧米が求めました。
 北斎(1760-1849)広重(1797-1858)で語られる浮世絵。宗達(1570s-1640s)光琳(1658-1716)
が有名な琳派。双方、江戸初期に誕生し明治以降西洋美術に影響を与えた日本美術です。琳派は
京で扇、屏風、巻物に絵を描く俵屋宗達と、書家で数奇者の本阿弥光悦(1558-1637)に始まり、
その後京の呉服商、雁金屋の次男尾形光琳と弟乾山(1663-1743)が宗達と光悦の美意識に私淑、
美術工芸に活躍し後に琳派と呼ばれる様式を確立します。浮世絵は安房の縫箔師の子、菱川師宣
(1618-1694)の美人画に始まり庶民が買う廉価な木版画へ発展。やがて江戸にも琳派を名乗る
俵屋宗理が現れその二代目を、浮世絵の名門勝川派を離れた北斎が一時襲名した事もあります。
初代俵屋宗理の絵は、この正月に出光美術館で開催されたプライス・コレクションで掛軸が展示
されました。江戸美術蒐集家の米国人ジョー・プライス氏は、早くから伊藤若冲を見出したこと
で知られ、日本美術の保存に貢献された方ですが今春他界され、日本人の奥様も先月亡くなられ
ました。琳派と浮世絵は違う美術様式ですが両方共町人の美術です。江戸時代までの美術は貴族
や武士の独占物でしたが、浮世絵と琳派は町人が自分達で初めて楽しんだ美術だったのです。
 琳派の其一は浮世絵の広重より一つ歳上で、共に江戸に生まれ絵師となり、亡くなるのも同じ
年でした。其一が師事した酒井抱一(1761-1829)は、北斎より一つ年下の名門大名家の御曹司、
後半生は光琳に私淑し名作を残します。若い時は歌川豊春(1735-1814)に美人画を習い、豊春は
広重の師の豊広(1774-1830)の師、豊春にすれば其一と広重は孫弟子同士です。琳派と浮世絵の
有名な絵師同士が同世代で同じ江戸にいたのですから、互いに意識もしたでしょう。江戸時代も
後半になると流派の違う師に学ぶことはよくあり、北斎と共に将軍家斉の前で絵を描いた南画家
の谷文晁(1763-1841)は、狩野派、北宋画、土佐派、円山四条派、琳派、蘭画(洋画)に精通し、
弟子からは近世日本写実肖像画の傑作を描いた渡辺崋山(1793-1841)が出ました。海外含め古今
の美術が揃う江戸時代は現代の音楽と似ています。今や素人もギターを弾いて歌を作りますが、
江戸時代の大名や豪商も絵筆を取り、小藩の大名も御用絵師を抱え、絵師になる侍も少なくない
ほど、美術への憧れが頂点に達した時代で、来日外国人まで魅せられることになりました。
 西洋の波に洗われた明治以降も日本美術の人気は高く、版画を求める欧米に呼応して活躍した
川瀬巴水や小原古邨は以前記しました(165号・166号)が、日本の伝統と美意識が連綿と続く最後
に登場したのが其一です。その後徐々に其一が忘れられていくのは、宗達、光琳、抱一の眩しさ
に気を取られていたからかもしれません。近年見直される理由を念頭に、最も琳派らしくないと
言われ、しかし誰もが傑作と認める『夏秋渓流図屏風』の魅力を探っていきます。
『夏秋渓流図屏風』は、深山の渓流を描き、季節の変わり目を画題とする屏風絵です。
 森林の中の起伏を勢いよく流れる清流、木々の間に見える季節の変化を描いたこの絵を前に、
小林忠先生は「江戸末期のやんちゃさがある」、辻惟雄先生は「浮世絵みたい」と言われ*2、
河野元昭氏は「葛飾北斎や歌川国芳の絵とほとんど同じような表現感覚」*1と日本美術史泰斗の
先生方は浮世絵を思い浮かべて驚かれています。この意味を考えるにあたり、誰もが一度は学校
で学んだ現代美術教育の「色彩」「描線」「構図」の考え方は、理解の助けになるでしょう。
 色彩は金と紺の強いコントラスト、調和の中間色の緑共々、鮮烈な色相対比です。同じ3色の
『朝顔図屏風』は琳派らしく図案的ですが、『夏秋渓流図屏風』は樹幹、岩肌、夏の百合、秋の
色付く葉など具象に向かい、その色の強い鮮やかさは武者絵や美人画の浮世絵版画と同じです。
 描線は迸る水を描く自由曲線に見られるように、生々しく瑞々しく、琳派の明快に整った線の
雅趨やたらし込み技法の洒脱さはなく、代わりに全体から力強さが伝わります。仮に夏秋渓流の
主題は同じであっても、線はその時の心を表し思いが違えば線に出る、それが絵の面白さです。
 構図は北斎の『神奈川沖浪裏』が斬新で有名です。その『冨嶽三十六景』には樹上がない大樹
を描いた『甲州三嶌越』(こうしゅうみしまごえ・1892-5)という有名な絵があります。普通はその樹
が何か分かるように描くので、幹しか描かない其一の絵は北斎の大樹の絵を連想します。しかし
萁一の師の抱一が編纂した『光琳百図』にも樹上がない図(1815・下図参照)があり、其一が北斎
を真似たとは言えません。北斎も勝川派に入門し13年間歌舞伎役者の絵を描き続けたので、舞台
の大道具の上がない大樹から着想を得たと思います。北斎の絵は舞台の一場面のようだからです。
北斎の評価は、上から垂れる枝と富士の稜線に関係を作る構図の独創性にあり、後に近代絵画の
父と呼ばれるセザンヌ(1839-1906)が影響を受け、『モン・サン・ヴィクトワール』(1892-5) を
生み出します(『北斎のデザイン』P.44-5 *3)。萁一は樹を反復します。反復は琳派の伝統で宗達の
『鶴下絵和歌巻』(京都国立博物館蔵) 、光琳の『竹梅図』(東京国立博物館蔵) 『燕子花図』(根津美術館蔵)
いずれも反復の絵です。北斎も琳派を学んだので反復効果の絵はありますが、其一の様に樹上を
切った樹が垂直に立ち並ぶ絵は、石井柏亭(1882-1958)の洋画『草上の小憩』(1904) や 菱田春草
(1874-1911)の日本画『落葉』(1909) など20世紀の特徴です。海外もポップアートのホックニー
(1937-)やシュールレアリズムのマグリット(1898-1967)らの絵に見られる様に、上が切れた樹
が垂直に並ぶ絵は20世紀に頻出します。上まで届く連続垂直線は目立つ反面、不安も出る要注意
な構図なので、それまでの安定感を求める時代の風景画では遠近法に使う以外は登場しません。
 『夏秋渓流図屏風』制作の天保年間(1830-1843)は、外国の軍艦が現れ打ち払う事件が相次ぐ
一方、浮世絵では傑作『冨嶽三十六景』や『東海道五拾三次』が登場し、新時代を予感する其一
の感性は、天下分け目の戦いを知る宗達が『風神雷神図』を描いた頃の、洗練される前の琳派を
求めたのでしょうか。小林忠先生が指摘される「江戸末期のやんちゃさ」は、それまで無かった
規模の2度の世界大戦を経験した20世紀美術にも顕著に見られる特徴です。其一の新しい感性に
は、江戸時代のマスメディアである木版画の、絵手本『北斎漫画』や『光琳百図』、錦絵と呼ぶ
多色摺浮世絵の存在も看過できません。幕府御用絵師の狩野派や宮廷御用達の土佐派の絵師は、
世間体から浮世絵を見下しますが、木版印刷物の版下絵も描いたという其一は、実家が染物屋の
職人魂と、大名家の抱一を師と仰ぐ後盾の心強さで、浮世絵も自由に吸収し、新しい琳派を示し
ました。不安の森(時代)に力強く流れる渓流、それが其一の心ではないかと筆者は思います。
 樹の名は題になく、河野元昭氏は檜を推定、他に槙(マキ)とする説もあります。マキは生垣や
枝葉を丸く刈る庭木の犬槙(イヌマキ 学名: Podocarpus macrophyllus)が一般的ですが、槙は「真木」
とも書き、杉(スギ)、檜(ヒノキ)、高野槙(コウヤマキ 学名: Sciadopitys verticillata)を意味します。
高野山と縁ある高野槙は古代は棺に使い、本槇(ホンマキ)と言われます。『夏秋渓流図屏風』の
木を槙とする説は、犬槙ではなく高野槙を指し、なおかつ檜、杉をも含む意味と思われます。


左より / 酒井抱一編『光琳百図』/ 葛飾北斎『冨嶽三十六景・甲州三嶌越』/ セザンヌ『モン・サン・ヴィクトワール』
*1. 河野元昭(静嘉堂文庫美術館館長)著『鈴木其一 琳派を超えた異才』(東京美術2017初版第3刷)より。
*2. 小林忠(岡田美術館館長)著『教えてコバチュウ先生!琳派超入門』(小学館2020初版)より。
*3. 拙書『北斎のデザイン』(翔泳社2021初版¥2,200)は大手書店、Amazonで取扱い中。昨年台湾から翻訳版。
*スペースの関係で図例の一部を割愛しました。有名な絵ばかりです。インターネットで検索するとご覧になれます。
*括弧に入れた漢字の読み仮名は原則ひらがな表記にし、学問上カタカナ表記される植物名等はカタカナとしました。
*敬称は、現在ご教授仰ぐ小林忠先生、母校学長の辻惟雄先生、ご著書に啓発された河野元昭氏、としました。
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開発製品「森の恵🌲耐震健康シェルター 命守」市川 皓一(一級建築士)
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「全国自治体補助助成金制度対象」 は、公的機関が認可した優良設計の証。
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3. 樹精の高い抗菌性がもたらす「健康空間」は寝室や書斎に最適。
「樹精の抗菌性でストレス緩和、睡眠や学習に有益」と国立大学が実験結果を出しました。
・九州大学大学院の実験による、脳を活性化し集中力や記憶力に良いエビデンスがあります。
・抗菌性が高い国産杉、ヒノキ、青ヒバの効能・効果を高めるため、無垢材で使用します。
・マンションの中にも設置できますから、都会でも「山小屋気分」を味わえます。
◆ 国産材使用の「日本の森林資源の有効活用」は、持続可能な経済活動に貢献しています。
◆ 工務店・販売協力店の皆様へ。『命守』名以外での販売にも応じられます。
◆ 組立工程の動画、フレーム強度を測る実験画像など『販売協力店専用DVD』を提供出来ます。
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関連情報
「あんなの落ちてきたら死にますよ」
首都圏は3年前の20倍に急増、突然の倒木も…“ナラ枯れ”対策は?【報道特集】
TBSテレビ「報道特集」7月29日放映の「ナラ枯れ 意外な原因と対策」を全編視聴できる、
youtube(20分弱)があることを、同番組ディレクターの川上敬二郎氏から連絡がありました。
▶︎ https://youtu.be/Ib7SEbYartM?si=OlHT4SjX4DS6vZQv
内容:キャンプ場で突然18mの木が根元から倒れ死亡と重傷の事故、道路走行中の配達バイクに
6mの枝が落下しライダーが怪我をする事故など、最近多発する「ナラ枯れ」を追跡取材。
「ナラ枯れ」はドングリがなるコナラやミズナラの広葉樹に発生し夏でも冬の様に葉が枯れる。
原因は体長5mmの虫カシノナガキクイムシ(通称カシナガ)。
カシナガは弱った木を見つけると仲間を呼び、一斉に大量の穴を開け巣を作り病原菌を運ぶ。
感染した木は水を吸い上げられず、5年ほどで枯れる。穴を開けた時の木屑が根元に落ちている。
木から木に広がるナラ枯れは減少傾向にあったがこの数年急増。首都圏は3年前の20倍。
最も被害が大きいのが神奈川県、夏休みはカブトムシなどを採集する親子が増え、相模原市は
1328本を伐採したが不安は続く。
全国を回るナラ枯れ防御のスペシャリスト、京都府森林技術センター小林正秀主任研究員の対策
方法は、シートを巻き5年ほど虫が遠ざかるのを待つ保護策。
しかし費用がかかり、見た目も悪いので、ペットボトルで作るカシナガトラップを考案し成果を
上げている。こちらは費用は安い代わりに、常時メンテナンスの人手が必要となる。
健康な木は黒い樹液を出して身を守っているから伐採してはいけない。
枯れる木は幹からキノコが生えるなど伐採の目安も指導。だが伐採費は1本約25万円。
農薬を使いたくない自治体もあり基本はシート対策。
広葉樹に集まる虫は針葉樹の匂いを嫌うので、根元に檜のペレットをまく方法も合わせて行う。
ナラ枯れが拡大した背景は、1960年以降、薪や炭を使わなくなり、薪炭林が放置されたため。 
森の新陳代謝が止まり、老木が増え虫が集まる。加えて近年の温暖化で虫が元気に冬を越す。
森の循環を進めるためのアイデアとして、ナラ枯れの木を炭に使う炭の蓄電器が注目されている。
リチウムイオン電池に比べかさばるが、気温差に強く(リチウムは低温に弱い)メンテナンスが
不要で爆発する心配もない。太陽光から発電し蓄電。駐車場や公園の街灯に使用、既に7年継続。
今後に期待される(島根県松江工業高等専門学校福間眞澄教授らが開発)。(文責:戸田)
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森の駅推進協議会は、日本の森林産業停滞の解決へ向け、森の駅発と称して、
下記の活動を行っています。ご参照の上お役立て下さい。
1「市民フォーラム」開催:
日本の森と日本の森が産み育てる国産木材、それを活かす健康な住環境をはじめ、
生活者の目線で市民の皆様の理解をすすめる講演会を広範囲な視点から企画開催。
内容や開催日など当メルマガ(下記3)でお知らせします。
2「健康住宅/森の駅発」の活動:
日本の森を元気にする!住む人を元気にする!住まいづくりのため集まった
プロ集団が「森に愛される家」を普及します。イベント情報もお届けします。
https://moriniaisareruie.jimdofree.com/
3「メールマガジン/「森の駅発」メルマガ」発行:
フォーラムや研究会のお知らせを、原則として毎月1回発行しています。
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4 メルマガ・バックナンバー:
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