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森の駅発メルマガ No.160
2022 December 師走(師と呼ばれる人も走りだす年の瀬の意味)
大雪(12月7日 この頃から西高東低の冬型気圧配置となり、寒気が南下します。)
冬至(12月22日 一年で昼が最も短い日。東京の日の出は 6時47分頃、日の入りが 16時32分頃。)
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目 次
催事案内「ウッドデザイン賞2022」「エコプロ2022」「モクコレ2023」
開発製品の紹介「命を守る耐震健康シェルター」市川 皓一
美術コラム「夭折の天才、菱田春草の傑作『落葉』」戸田 吉彦
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今年も年末を迎え、恒例催事の案内が入る季節となりました。
この一年の感謝とともに、新たな年のご健勝とご発展を心より願うところです。
どうぞご自愛の上、良い年をお迎え下さい。 森の駅発メルマガ編集部 一同
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「ウッドデザイン賞 2022」の発表・展示
この賞は、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し国内外に発信する制度である。
8回目の本年度より、一般社団法人日本ウッドデザイン協会を創設して主催とする。
SDGsなど時代の求めを考慮した本年度は、審査の観点を刷新、応募分野を拡大している。
従来の「農林水産大臣賞」に加え「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」を創設。
「ウッドデザイン賞2022」応募総数330点。2022年11月9日受賞作品28点発表。
「木の活用による社会課題の複合的な解決をもたらし、イノベーション・新産業創出に寄与する」
と判断した188作品を、「ウッドデザイン賞」に決定。
最優秀賞(農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞)
◎農林水産大臣賞:MOKUWELL HOUSE(MEC Industry株式会社)
◎経済産業大臣賞:ワーカーのウェルビーイングな働き方をサポートするビッグテーブル
「シルタ」(株式会社イトーキ)
◎国土交通大臣賞:HULIC&New GINZA8(株式会社竹中工務店、ヒューリック株式会社、
隈研吾建築都市設計事務所、西白河地方森林組合、協和木材株式会社)
◎環境大臣賞:SANU 2nd Home(株式会社Sanu、株式会社ADX、
有限会社二葉測量設計事務所、釜石地方森林組合)
そのほか優秀賞(林野庁長官賞)3点、奨励賞(審査委員長賞)5点選出。合計28点。
12月7~9日東京ビッグサイト『エコプロ2022』「森と木のSDGsゾーン」で展示。
12月7日午前「エコプロ2022」特設ステージで表彰式、
午後は会議棟で記念シンポジウム・パネル展示・交流会を開催。
詳しい内容は
https://www.wooddesign.jp/pdf/pressrelease1109.pdf
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「エコプロ 2022」の開催
SDGs Week EXPO 同時開催。
会期:オンライン展:11月25日(金)10:00~12月16日(金)17:00
リアル展:2022年12月7日(水)~9日(金)※10:00~17:00
会場:オンライン展:日経オンライン展示場、リアル展:東京ビックサイト [東4・5・6ホール]
主催:日本経済新聞社・(一社)サステナブル経営推進機構(エコプロOnline 2022)・日経BP
(社会インフラテック Online 2022 ほか)
オンライン展セミナー(予定含む)
▶︎11/25(金)10:00~12/16(金)17:00「サステナビリティの原点に戻って」
「Social Goods 若き起業家の描く新しいヘルスケア」など
▶︎12/7(水)10:00~11:00「ウッドデザイン賞2022表彰式」など
▶︎12/8(木)10:20~12:00「第5回エコプロアワード表彰式」など
▶︎12/9(金)10:30~12:00「インフラメンテナンス大賞」
13:00~13:40「土砂災害リスクの低い山林づくりに繋がる企業向けサービス」
14:50~15:30「地方創生SDGs達成への取り組み」
16:00~16:40「サステナブル建築の近未来~気候危機に立ち向かう都市づくり~」など
詳細は公式サイトへ
https://sdgs.nikkeineon.jp
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「WOODコレクション (モクコレ) 2023」の開催
2023年1月31日(火)~2月1日(水)10:00~17:30
東京ビッグサイト西1・2ホール ※ 2月1日は16:30 まで
第7回「国産木材に特化した木材製品総合展示会」
本年度は39都道府県から250事業者が参加する木材製品のビジネスショー。
テーマは「見つける、つなげる、広げる、国産木材との新たな出会い」。
今回は消費者向け即売会や催事を設け一般消費者も歓迎する BtoB & BtoC 両立総合展示会。
BtoB はビジネスマッチング専門家が事前商談設定、当日はコンシェルジュで常駐。
オンライン商談会 online.mokucolle.com 1月17日~ 2月17日先行開催
BtoC は「木のある暮らし・木に囲まれた暮らし・木や森と共生する暮らし」の普及啓発催事。
展示エリア:39都道府県ごとに分け日本各地の木材製品を展示。
メインステージ:林業、建築、環境、木育、木製品など各界識者が国産木材の可能性を紹介。
▶︎2023年1月31日(火)
10:00-10:30 開会セレモニー(ウッドシティTOKYOモデル建築賞表彰式含む)
11:00~12:00 川上と川下をつなぐシステム・イノベーションで国産木材の需要拡大を目指そう
13:00~14:00 関係性をデザインする木の住まいづくり
14:30~15:30 森と歩む/岡田 明子【飛騨産業株式会社代表取締役社長】
16:00~17:00 小さな村の大きな挑戦!
/大谷 貴志【 NPO法人東京さとやま木香會理事、檜原森のおもちゃ美術館館長】
▶︎2023年2月1日(水)
11:00-12:00 ウッドデザイン最前線~木のまちづくりから木の価値づくりをかたちに
/赤池学【株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所所長、(一社)CSV開発機構理事長】
13:00~14:00 地域資産としての森林の価値を高め、持続可能な地域を実現するために
/竹本吉輝【株式会社トビムシ代表取締役】
14:30~15:30 多摩産木材のぬくもりの中で豊かな感性を育む園舎
/小川 香代子【社会福祉法人慶祥会 みらい保育園園長】
企画コーナー
◆ 五感につながる WOOD SPACE
木材は断熱性が高く調湿作用があり、目に与える刺激が小さいなど心地よい感覚を与える。
人の健康に良い影響を与える木材の効能について、具体的なデータ・数値を基に紹介しながら、
国産材の構造・内外装・断熱を体感できる空間展示。
◆ 五感が広がる WOOD LIFE
国産木材の新たな利活用の提案として、様々な生活シーンで木と人をつなげる製品の企画展示。
展示されている木材製品はモクコレ会場での購入可能。
◆ ウッドシティTOKYOモデル建築賞/受賞作品展示コーナー
本建築賞は木材の大消費地・東京において、新たな木材需要を喚起するため、木材利用の新たな
可能性を開拓する革新的・モデル的な建築物や木質空間を表彰。本コーナーで受賞作品を展示。
◆ ウッドデザイン賞受賞作品特設展示コーナー
今年度から新たな「ウッドデザイン賞2022」。最優秀4作品、暮らしを彩り、地域を活性化する
木を使う先進的デザインの受賞作品188点を展示。
BtoC 特別企画
●出展製品即売
「五感が広がる、WOOD LIFE」コーナー即売会ほか、会場内一部ブースで出展商品即売。
●一般来場者向け企画コーナー
木育テーマに様々な木材製品を楽しむイベント、木材を学び体験するワークショップ開催予定。
主催:東京都
運営:WOOD コレクション(モクコレ)実行委員会
後援:林野庁 (一社)全国木材組合連合会 全国森林組合連合会 (公社)国土緑化推進機構
(公社)経済同友会 木材利用推進全国会議
入場:無料(事前登録制)
ホームページ(専用サイト):https://mokucolle.com ※事前来場登録もこちらから
問い合わせ先:WOODコレクション(モクコレ)2023運営事務局担当:佐藤/山岸/大塚/邊見
Email: mokucolle2023@tohgashi.co.jp 電話:03-5244-9290
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「命を守る耐震健康シェルター 命守(いのちもり)」市川 皓一(一級建築士)
耐震健康シェルター「命守」は、青森県の銘木青森ヒバの住宅設計に携わり、多くのメディアに
紹介されてきた当会・市川の企画設計による個室タイプ製品です。
助成金を利用され、地震に備えて92歳のお祖父様のために設置されたS家(都内豊島区目白)の
皆さまも、香りが良く、寝心地も抜群で、いざという時にも安心と喜ばれています。
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好評な耐震健康シェルター『命守』。3つの大きな理由。
◆1. 森の駅推進協議会 健康住宅研究会開発の「信頼」設計です。
「全国自治体補助助成金制度対象」 は、公的機関が認可した優良設計の証。
・平成29年度東京都市整備局認定/安価で信頼できる木造住宅「耐震改修工法・装置」に認定
・全国自治体の建築指導課及び建築防災課認定/「命守」の補助助成に関し認定する旨の通知
・平時は書斎や寝室に使い、災害時はそのまま避難先となり、滞在できる「独立空間設計」
◆2. 公的機関が保証した「大型地震の時も安心な」耐震強度です。
「公的機関認定の耐震防災シェルター”」と言えるのは、政府・自治体認定の証。
・阪神淡路大震災級強振に連続4回耐え公的耐震実験を1回で通過する驚異の「耐震強度」
・都内17区8市で助成金制度対象に指定・都内耐震キャンペーン三年連続出展の実績
・東京国際展示場リフォーム展に連続出展・令和元年8月9日シェルター意匠登録(第1640335号)
◆3. 樹精の高い抗菌性がもたらす「健康空間」は寝室や書斎に最適です。
「樹精の抗菌性」でストレスが緩和し睡眠や学習に有益な国立大学の実験結果。
・九州大学大学院の実験による、脳を活性化し集中力や記憶力に良いエビデンスがあります。
・抗菌性が高い国産杉、ヒノキ、青ヒバの効能・効果を高めるため、無垢材で使用します。
・マンションの中にも設置できますから、都会でも「山小屋気分」を味わえます。
◆ 国産材使用の「日本の森林資源の有効活用」は持続可能な経済活動に貢献します。
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メルマガ読者対象特別価格 80万円 (杉使用・加工済み部材部品価格・税別)
別途施工費はご要望を伺い見積ります(一般的参考総額 上記部材費込み約150万円)。
◆ 下記のような様々なオーダーメイドにも対応出来ます。お気軽にご相談ください。
・平時はリモートワーク・オフィスにお使いの場合(例)扉施錠でセキュリティ
・平時はオーディオルーム・楽器演奏室にお使いの場合(例)防音防振で遮音
・平時から自宅介護室にお使いの場合(例)便器洗面用配管&防水二重床
・平時はガーデンルームにお使いの場合(例)防水外壁&屋根と窓ペアガラスの屋外仕様
※気密性が高まる場合は、換気装備を設けて室内を静圧に保ちます。
※設置面責は、通常の木造住宅内で約「3.2帖」必要です。
ご用命・ご相談 090-3229-5678 市川(青ヒバの会・市川総合設計室)
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◆ 工務店や販売店からのお問い合わせにも応じます。
当会の品名『命守』以外の改名相談にも応じますのでご相談下さい。「組立工程」を撮影編集
した動画や「フレーム強度」を測る実験画像の『販売協力店専用DVD』のデータを提供します。
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美術コラム「夭折の天才、菱田春草の名作『落葉』」戸田 吉彦
菱田春草 (1874-1911)「落葉」1909年 紙本著色 六曲一双 各157×362cm 永青文庫蔵(重要文化財)
菱田春草(1874-1911)と同じように、夭折の天才と呼ばれる日本近代の画家は他にもいます。
日本画の速水御舟(1894-1935)、洋画の青木繁(1882-1911)、中村彝(1887-1924)、
佐伯祐三(1898-1928)らが思い浮かび、特に青木繁の享年は痛ましくも20代の終わりです。
しかし断たれた本人の可能性とは別に、文明開化の洋化運動で存続の危機に直面した日本画に、
希望の灯を灯し、道を切り拓いくため身を削った春草の死には、格別の重さがあります。
日本画の未来を背負う気概は皆共通するも、春草は最初に道を拓き駆け抜けた志士なのです。
日本美術の振興に共に奮励した横山大観は、後に自分の絵が賞賛される度に春草の名前を挙げ、
「春草が生きていたらこんなものではない、彼に比べれば自分などは大したことはない」と、
常々語っては菱田春草を思い出すよう促しましたが、それほど惜しまれた人物の早世でした。
菱田春草は1874年(明治7年)、現在の長野県松本市に飯田藩士の三男として生まれます。
飯田学校では当時22歳の中村不折に図画と数学を教わります。不折は後に洋画家として活躍し、
夏目漱石の『吾輩は猫である』や、島崎藤村の『若菜集』の挿絵で一般にも知られます。
この時不折は臨時教員でしたが、春草に画家となり画才を伸ばすよう強く勧めたと言います。
卒業の翌年(1889年)開校した東京美術学校(現東京藝術大学)を受験するため上京し、
受験に備え美校の助教授だった結城正明に1年間指導を受けた春草は、翌年無事入学します。
美校は岡倉天心が校長、横山大観と下村観山が1年上におり、橋本雅邦が教えていました。
卒業制作を優秀第一席で卒業すると、帝国博物館の古画模写事業にすぐ最年少で抜擢され、
大観や観山らと関西へ何度も足を運び、寺院の古美術を模写して記録保存する仕事をします。
その時一緒に制作した溝口宗文は、「菱田君の写し出す色がいかにも如実で巧妙なのである」、
「緑青とか群青とかのごとき岩ものゝ古色を極めて無造作に作り出す」と語っています。
やがて春草は美校で教え始めますが、1898年に岡倉の反対者が起こした所謂「美校事件」で、
辞任する天心に従い、大観や観山ら20数名と共に美校を去り、日本美術院創設に参加。
同年結婚し、居を構えた神田駿河台で輪郭線を目立たせず空気や光を表現する絵を追求します。
しかし画壇や世間はこの試みを理解しようとせず、「朦朧体」と名付けて嘲笑します。
悩む春草は同じ描法の大観と半年間インドへ研究旅行に出掛け、翌1904年は欧米を周ります。
そこで春草は、自分と似た画風のターナーやホイッスラーの風景画に出会い自信を得ます。
現地の風景を描き、ニューヨーク、ボストン、ワシントン、ロンドン、パリで展覧会を開きます。
いずれの展覧会も大好評で、期待以上に絵が売れたと同行した大観や岡倉天心が語っています。
海外の様子に国内評価も一変、帰国した春草は期待を背に日本美術院の移転先、茨城県五浦へ
大観や観山と共に引っ越します。しかしその矢先に春草の眼に異変が起こります。
慢性腎臓炎が原因の網膜炎で、失明の危機から医師に制作を禁じられ、治療のため1908年帰京、
筆を握るのは半年後でした。『落葉』は、徐々に視力が回復し制作を再開したその頃の作です。
描かれた場所は自宅近くの雑木林で、今の明治神宮から代々木公園辺りと言われます。
第3回文展に出品された春草渾身の大作、『落葉』は一席に選ばれます。
絵は霧に包まれた空間が広がり、老木と落葉に囲まれ杉とカシワの若木が育ち始めています。
我が国では杉もカシワも、男児の健やかな成長を願う木として広く知られています。
そして春草には当時、まだ幼い3人の男の子がいたことは記憶に留めても良いと思います。
外遊が長く続き、寂しがらせた子供達との時間を埋める2年間でもあったのでしょう。
続いて第4回文展出品予定の大作に取り組むも完成せず、急遽5日で小品『黒き猫』を描き出品。
しかし間も無く病気が再発し視力が戻らぬまま翌年、37歳の誕生日を前にこの世を去りました。
今日近代美術史上屈指の名作と言われる『落葉』は、同じ年の同名の作品が5点確認出来ます。
図版で紹介した永青文庫蔵のほか、同じく六曲一双の完成品が福井県立美術館に、
滋賀県立美術館蔵と福井県立美術館蔵の各々の二曲一双、個人蔵で未完の六曲一双です。
またよく似た作品に、直前に描かれた『秋木立』一幅が東京国立近代美術館に保管され、
翌年樹木に小禽を組み合わせて描いた双幅『春秋』が、春草の故郷の飯田市美術博物館に、
岡田美術館にも一幅の『紅葉に小禽』があり、春草の制作思考の足跡を辿れます。
『落葉』に込めた児等への想いは武家の春草らしく顕にせず、端正な静謐さが漂います。
その一方同じ『落葉』を繰り返した連作を見ていると、写生の完成、日本画のデザイン性など、
各々の異なる制作目標から、目指す日本画の完成に最期の力を振り絞った激しさを覚えます。
*カシワ(学名: Quercus dentata)北海道から九州まで日本各地の山野に自生するブナ科の落葉高木。比較的寒冷な
土地に育ち、かつては北海道の十勝平野に大木が群生した。カシワは落葉樹ながら新葉が揃うまで古い葉が枝に残り、
「葉(覇)を譲る」ので一族の繁栄を意味する。また「葉守りの神」が宿る縁起の良い木として端午の節句に使われ、
柏餅を包む大きな葉で知られる。カシワの名は「炊葉(かしきは)」や「食敷葉(かしわ)に由来、食物を包んだり、
食物の下に敷いたこと、また葉が堅いことから「堅し葉」に由来する説もある。中国の漢字表記は「檞」や「槲」が
正しく、「柏」は全く別のヒノキ科の常緑樹コノテ(児の手)ガシワを指す。樹皮も葉の形も似ているが葉が小さい。
*スギ(学名: Cryptomeria japonica)主に本州以南の山地に自生、植林するヒノキ科スギ亜科スギ属で常緑針葉樹。
スギは長寿で各地の神社にはスギの巨木が存在し、樹幹に注連縄を巻かれるなど神木として祀られるところもある。
特に樹齢7200年と言われる屋久島の縄文杉が世界的に有名である(中心部が腐って消失しているので推定値)。
スギの名の由来は、真直ぐの木「直木」と言われる(大和本草)が、本居宣長は古事記伝神代七之巻からこれを否定、
スギは傍らにはびこらず上へ進み上る木として「進木(ススギ)」を語源とし、「直木(スグキ)」は誤りとしている。
何れにせよ日本では真っ直ぐ天に伸びる姿は好んで男らしさに例えられ、かつては男児の名前にもよく用いられた。
一方新潟地方では昔から杉と男は育たぬと言われ、これは新潟の字が示すように潟や沼等の湿地が多い新潟平野では、
杉が大きく育つには適さない環境を指している。新潟も長岡や中越・上越は大木の杉が育ち、全国的有名人も多い。
中国で漢字の「杉」はコウヨウザン(広葉杉・中国南部原産)を指し、日本の杉の仲間には「柳杉」という字を使う。
日本では他にも「椙」の字の表記があるが、日本で作られた国字で漢字ではない。
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森の駅推進協議会は、日本の森林産業停滞の解決へ向け、森の駅発と称して、
下記の活動を行っています。ご参照の上お役立て下さい。
1「市民フォーラム」開催:
日本の森と日本の森が産み育てる国産木材、それを活かす健康な住環境をはじめ、
生活者の目線で市民の皆様の理解をすすめる講演会を広範囲な視点から企画開催。
内容や開催日など当メルマガ(下記3)でお知らせします。
2「健康住宅/森の駅発」の活動:
日本の森を元気にする!住む人を元気にする!住まいづくりのため集まった
プロ集団が「森に愛される家」を普及します。イベント情報もお届けします。
https://moriniaisareruie.jimdofree.com/
3「メールマガジン/「森の駅発」メルマガ」発行:
フォーラムや研究会のお知らせを、原則として毎月1回発行しています。
このメールマガジンのお問合せはこちらまで:happysun9@gmail.com
4 メルマガ・バックナンバー:
「森の駅発」メルマガのバックナンバーはこちらからご覧いただけます。
http://www.morinoekihatsu.net/merumaga.html
5「フェイスブック」の発行:
「森の駅発」のフェイスブックでも発信。仲間を募集しています。
https://www.facebook.com/健康住宅森の駅発-110930398990272/
6「ホームページ」の掲載:
上記の実績や森の駅推進議会全般については森の駅発のHPをご覧下さい。
http://www.morinoekihatsu.net/
○● メールアドレスの変更、メルマガの解除はこちらまで。
happysun9@gmail.com
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