メルマガ133

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「森の駅発」メルマガ NO.133 2020 September

 新型肺炎の感染に注意して健康な生活を保ちましょう。森の駅推進協議会一同

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C・O・N・T・E・N・T・S

新時代に対応する国産木材活用商品「命守」 PR

★ 山小屋通信「立山登山そして木の文化に触れる旅」 大森 明


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”新時代に対応する国産木材活用商品”
平時は抗菌リモートワーク・災害時は防災シェルター「命守」

新型コロナウイルス対策でリモートワークと在宅勤務が世界に広がり、この傾向は今後も
働き方改革と共に広がる予測が新聞やテレビでも報道されるようになりました。今迄は
カーテンで仕切るなど、オンラインカメラが作動する時の一時的な応急処置でしたが、
これから永続的なライフスタイルの変化であれば、いずれ自宅内でのワークスペースを
根本的に検討しなければならなくなり、限られたスペースの有効活用が迫られます。

当会所属の住宅研究グループが開発した防災シェルター「命守」は、日常は書斎や趣味の
場として快適に使用、震災時は在宅のまま避難できる独立空間として設計されました。
耐震強度は、阪神・淡路大震災級の強震を連続4回繰り返す公的実験を一発通過し、全国
自治体の補助助成金制度の対象として認定されるなど数々の公的機関が認めています。
合板や鉄骨フレームで構成された他社商品との最大の違いは、無垢の杉をはじめヒノキや
青ヒバなど国産の木材で造るので、樹精の抗菌性が心地よく、甘い香りで心的ストレスが
緩和され、脳が活性化され集中力が増し記憶力も高まることです(九大実験結果)。
マンションのリビングにも設置できスペースを有効活用する防災シェルターは安全安心な
日常生活を生み、今後はリモートワークスペースとして社会的ニーズが高まるでしょう。

設置に必要なスペースは約3.2帖。価格は加工済みの部材費が約80万円。
(森の駅推進協議会メンバーとメルマガを読まれた方のみの特別割引価格です)
お問い合わせ先:市川総合設計室<青ヒバの会>090-3229-5678 市川皓一

目的に合わせ様々な仕様
■扉の施錠等セキュリティ強化仕様 ■防音防振で遮音性を持たせた仕様
■トイレ、シャワー等配管施工&防水二重床で、水廻りを装備する仕様/自宅介護室等
■防水仕様の外壁・屋根部材と開口部ペアガラスで屋外仕様/ガーデンルーム等
※上記いづれも気密性が高まるので換気装備を設け、室内を静圧に保ちます。

□防災健康シェルター「命守」の経緯
① 平成29年度東京都市整備局が認定する、安価で信頼できる木造住宅の「耐震改修工法・装置」に認定。
② 東京都内17区8市において、設置における助成金制度対象シェルター。
③ 全国自治体の建築指導課及び建築防災課から「命守」の補助助成に関して認定する旨の通知。
④ 東京都内における耐震キャンペーンにおいて三年連続出展。
⑤ 東京国際展示場(ビックサイト)のリフォーム展に二年連続出展。
⑥ 令和1年8月9日特許庁においてシェルターの意匠登録(第1640335号)

□商品名の『命守』は防災に特化した命名でしたが、今後の展開を考慮し、
『リモートシェルター』『ワークキャビン』『森のシェルター』等のネーミングも考案中です。
□組立工程を映像化、動画にまとめスペースフレームの強度を見せる破壊実験も画像化、DVDにまとめ、
販売協力店に配布する準備もしています。


                            写真・記事:編集部 戸田

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山小屋通信 「立山登山そして木の文化に触れる旅」 大森 明

この夏、酷暑の首都圏を脱出して室堂(富山県)から雷鳥沢に入ってテントを張り、
立山を縦走した。
まず別山(標高2874m)を目指して雷鳥沢から雷鳥坂を登って行くと、
地名どおり雷鳥親子のお出迎えを受けた。
別山から剱岳の勇姿を眺めてから立山連峰(標高3003mの雄山他)に向かった。
熊の出没情報が入っていたが、熊さんのお出迎えは無くて一安心。
天候に恵まれて眺望抜群・気分爽快の山歩きだった。

ただ8月後半だったため、山頂の雄山神社社務所が閉じており、
今回の登山隊のミッションである御朱印帳記帳が叶わなかった。
このため帰路に麓の大町市にある仁科神明宮に行くことにした。

この神社は大町方面に来るたびに古の豪族・仁科氏を連想させる神社名なので
気になっていたのだが、今回が初訪問。まず入口の杉の大木に圧倒された。
三本杉の真ん中の1本が切株になっているが、二本でも迫力十分。
古い樹には神が宿るというが、まさにそんな雰囲気だ。
参道を進み本殿前に進むと傍に初代御神木の切株が保存されていて、
これも巨大でびっくり。周囲の森も深くて静かだ。

木造の本殿や中門は国宝。
真新しく見えるが日本最古の神明造り(江戸時代初期建造)で、
新しく見えるのは20年毎に修理を行っていて、
直近の修理が2019年だからだった。
記録によると江戸時代初期までは20年毎に建て替え、
それ以降は現在まで欠かさずに20年毎に修理しているそうだ。
この長年の努力には頭が下がる。
その建て替え・修理の記録を南北朝時代から20年毎に残してきたといい、
この点にも感心した。

そしてやはり、この神社に拠っていたのは仁科氏(平安時代~戦国時代)だった。
仁科氏は古くから伊勢神宮に寄進を行うなど繋がりが出来て、
現在の三ノ鳥居は伊勢神宮から移設したものという。
タイミングよくfacebookで当協議会・戸田吉彦氏投稿の鳥居の種類一覧図を目にし
照合したところ、他の鳥居も含め「伊勢鳥居」という種類だ。
調べると伊勢神宮は繋がりのある神社に遷宮の折に鳥居を譲っているという。
木の鳥居を有効活用する循環システムが昔からあるとはすごい。
なにより木の鳥居は森の緑にも合う。
立山連峰に登るだけでなく、歴史のある神社で木の文化に触れることもできて、
中身の濃い旅だった。

(余談)
戦国時代、武田信玄の五男が仁科氏の名跡を継いで仁科五郎盛信となり、
織田軍との戦いの中、信州高遠城で籠城・戦死している。
今も高遠地方で結構慕われている武将だ。

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 森の駅推進協議会では、日本の森林産業停滞の解決へ向け、森の駅発と称し、
 下記の活動を行っています。あわせてご参照の上お役立て頂ければ幸いです。

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1「市民フォーラム」開催:
日本の森と日本の森が産み育てる国産木材、それを活かす健康な住環境をはじめ、
生活者の目線で市民の皆様の理解をすすめる講演会を広範囲な視点から企画開催。
内容や開催日など当メルマガ(下記3)でお知らせします。

2「健康住宅/森の駅発」の活動:
日本の森を元気にする!住む人を元気にする!住まいづくりのため集まったプロ
集団が「森に愛される家」を普及します。イベント情報もお届けします。
       https://moriniaisareruie.jimdofree.com/

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