メルマガ131

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「森の駅発」メルマガ NO.131 2020 July

 新型肺炎の感染に注意して健康な生活を保ちましょう。森の駅推進協議会一同

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C・O・N・T・E・N・T・S

今月は当会創立幹事の一人市川皓一より寄稿がありましたので、改行等以外は原文のまま掲載致します。

★ シェルターをリモートワーク基地にする提案 「新型コロナウイルス対策に対応」 市川 皓一
★ 山小屋通信「木工作品にカビ!」 大森 明

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シェルターをリモートワーク基地にする提案
「新型コロナウイルス対策に対応」 市川総合設計室<青ヒバの会> 市川 皓一

□趣意
新型コロナウイルスの感染拡大によって在宅勤務やリモートワークの必要性が生まれた。
テレワークによって情報交流し、仕事の場をオフィスに限定する事がなくなった。
そこで住宅内にクローズされたスペースが求められる。
かねてより提案していた防災シェルター「命守」は、
大震災時に籠る事で在宅避難するスペースBOXで、
通常は個室として書斎や趣味の場にする事が出来、
しかも、今回の新型コロナ対応のテレワークスペースとする事が、即可能である。

これまでも遮音性能を強化したピアノ室やオーディオルーム利用はテーマの内にあった。
合板や鉄骨フレームで構成された他社商品と異なり、無垢の杉、桧、青ヒバで造れば、
樹精の持つ抗菌性と合いまって心地よく、甘い香りで心的ストレスの緩和が生まれる。
人間の脳に活性を与え、生理的に集中力が増加し、記憶力が高まる。
いざという時の防災シェルターが、新しい日常生活の覚醒につながる。
戸建てに限らず、マンション内のリビングスペースやオフィスの一隅に設ければ、
情報発信のサテライトとして特段の有効性がある。
設置には約3.2帖のスペースが必要だが、加工済みの部材費が約80万で購入出来る。

□参考画像「リフォーム産業新聞」2020.7.13付記事(部分)


□販売ターゲット
■テーマⅠ/個室性を高めた仕様
・住戸内のテレワーク室とする。PCで外部と情報交流の場になるが、机、椅子、書棚
をセットする。因みに耐震、防災、防犯機能を持たせ、出入り口には施錠を施す。
■テーマⅡ/遮音性を持たせる仕様
・ピアノ室、ドラム演奏等振動音発生を伴う場合のBOXは主体構造と絶縁させる。
■テーマⅢ/水廻りを装備する仕様
・自宅介護の高齢者や身体障碍者がトイレ、シャワー等を容易にこなすための設備配管
を施す。床は二重にする。
■テーマⅣ/屋外型の仕様
・外壁、屋根部材を防水仕様すると共に開口部のガラスはペアガラスを採用する。
※上記いづれの場合も気密性が高まるので換気装備を設け、室内を静圧状態に保つ。

□商品名
これまで『命守』は防災に特化した目的の命名だったが、上記の多様な展開を考慮し、
『ワークキャビン』『リモートシェルター』『森のシェルター』等を提案したい。
□組立てのマニュアル化
組立工程を映像化し動画にまとめる。またスペースフレームの強度を見せるため破壊実験
も画像化したい。これらをDVDにまとめ申し出のある販売協力店に配布する。

□防災健康シェルター「命守」の経緯
 ① 平成29年度東京都市整備局が認定する、安価で信頼できる木造住宅の
「耐震改修工法・装置」に認定される。
 ② 東京都内17区8市において、設置における助成金制度の対象シェルターとなる。
 ③ 全国自治体の建築指導課及び建築防災課から
「命守」の補助助成に関して認定する旨の通知。
 ④ 東京都内における耐震キャンペーンにおいて三年連続で出展する。
 ⑤ 東京国際展示場(ビックサイト)のリフォーム展に二年連続で出展する。
 ⑥ 令和1年8月9日特許庁においてシェルターの意匠登録(第1640335号)

以上、新型コロナウイルス感染症対策として具体化したい。

令和2年7月7日

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山小屋通信 「木工作品にカビ!」 大森 明

今年は木工作品のカビがひどい。
長雨の影響なのか原因不明だが、
自宅に陳列してある木工作品に青・黒・白など色とりどりのカビが大繁殖。
昨年はカビが生えなかった作品(木彫のオウム、ミニ真田兜、車のおもちゃ等)にも
甚大な被害が発生している。
オウムの羽に青カビ、赤い真田兜に白カビ、木彫りの椎茸に黒いカビ、といった具合だ。

作品には通常、幼児が舐めてもよいように防カビ・防腐剤や塗料を塗らず、
荏油(荏胡麻の油)でオイルフィニッシュしている
(部分的に白木のままや有害物質マークの無いアクリル絵具を塗ったものはある)。
また、材料の木については伐ってから1年以上乾燥させてから使用している。
そんな条件で毎年いろいろ作ってきたが、昨年まではカビは殆ど生えなかった。


作品を陳列している建物は古いコンクリート集合住宅で、
開口部が限られていて換気システムも旧式なので風通しは良いほうではない。
ただし今年はStay homeで換気を例年より頻繁にしていたくらいだ。

ボヤいても仕方がないので、
まずはアルコールでカビをやっつけてから作品の表面を薄く削った。
菌がどれだけ残っているか不安はあるが、

削った表面には舐めてもよいように
安全面に配慮された合成樹脂のニス(食品衛生法適合とある)を塗ることにした。

ツルピカ光沢は好みでないので艶消しを選択した。
塗ったばかりで効果はまだ不明だが、
表面を硬い樹脂で覆ってカビ被害を防ごうという作戦だ。

一方で、ずっと段ボール箱にしまってある木工作品には
全くカビ被害がないことがわかり、一安心だが謎が深まった。

謎といえば前述のカビの生えたミニ真田兜と並んでいた
木製ミニ零戦にはカビ被害が無い。さすが零戦!と思ったが、
念のため合成樹脂の防御膜を機体に被って出動に備えてもらうことにした。

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