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「森の駅発」メルマガ NO.116 2019 April
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★ 春の野外学習報告 大森 明
「皇居東御苑の森を歩く」
★ 森の駅推進協議会・健康住宅研究会 市川 皓一
「寝室、子供部屋、オーディオ部屋を耐震健康シェルターに!」
★ 新・連載エッセイ/山小屋通信 大森 明
「木の鍵カバーと収納ケース」
★ 森の駅推進協議会 初夏の野外学習のご案内 戸田 吉彦
▶︎ 岡本守生のシリーズエッセイ「想いを形に」は紙面の都合でお休みさせて頂きました。ご了承下さい。
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★ 春の野外学習報告 大森 明
皇居東御苑の森を歩く
春、森は芽吹きと開花で明るく賑やかな雰囲気になります。
そんな新緑の森で森林浴&ウオーキングをしながら、
森や樹について学ぶ屋外勉強会を行いました。
その概要を報告します。
久々の森の勉強会、まずは都内の森から開催しようということになり、
今回訪れたのは首都東京の真ん中にある皇居東御苑。
好天に恵まれた4月6日、大手門口に朝9時半に集結して「登城」、
桜井尚武先生の引率で苑内を巡り、
“この樹はなんだ?Q&A”+“森林浴”+“健康増進ウオーキング+今年のお花見”
といった感じの散策がスタートしました。
桜井先生は木の名前や性質・特徴などをニコニコと面白く解説して下さるので、
「えー!知らなかった!」という感じで、普段は取らないメモを一生懸命取rりました。
そのメモの内容を幾つか紹介します。
①ヤマモモ
砂地のような養分が乏しい土壌でも育つ。
根粒菌が根にあるため、やせた土壌でも成長する。
②サンゴジュ
防火帯によく使われる木。葉脈の分かれる辺りに「ダニ室」を設けてダニを居住させる。
何のためそうしているのか、理由はよくわかっていない(害虫駆除目的など諸説ある)。
③マツ
食べられる木。城にマツが多く植えられるのは、籠城など、いざという時の非常食になる
という意味もある。針のような葉の数は種類によって違う。
④エゴノキ
床柱に用いた木。
実は有毒で、昔はそれを利用して魚採りに利用したり、洗濯にも使った。
⑤クスノキ
常緑の木なので判りづらいが、春が落葉の季節。
この葉にも葉脈の分岐点付近にダニ室が見られる。
⑥リョウブ
名前が律令の「令法」に由来している木。
古代この木の葉を乾かして保存食にすべし、という令が出された。
⑦カヤ
碁盤に用いられてきた木。年輪が年に2mmしか成長せず、成長に時間がかかる。
⑧ユズリハ
この木の名前の由来は、春に新しい葉が出た後、前年の葉が後進に道を譲るように、潔く
落ちるから。
⑨キタヤマスギ
海布丸太や数寄屋造り建築に大いに利用された木。枝分かれして何本も材が取れるように
独特の枝打ち・伐採方法が採られた。最近は需要減少。
⑩イヌマキ
赤星病防御目的で梨畑を囲うように植えられる木。
⑪ニワトコ
春の新芽は食べられるが、食べ過ぎに注意(下痢する恐れがある)。
日本人は昔から木の特質を見極めて生活に生かし、森や木とうまくつき合ってきたことを
再認識しました。また、建築から洗濯・非常食まで、その利用法にも感心しました。
そして、皇居はかつて江戸城ということもあり、散策路に松の廊下跡、大奥跡、天守閣跡
などのポイントもあって、日本史好きや時代劇好きにも楽しめる屋外勉強会でした。
次回の屋外勉強会は2019年6月15日(土)小石川植物園にて開催予定です。
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★森の駅推進協議会・健康住宅研究会 市川 皓一
寝室、子供部屋、オーディオ部屋を耐震健康シェルターに!
すでにご存知の方も多く、ご覧になっられた方もおられると思いますが、
「東京都主催の耐震キャンペーン」では耐震シェルター「命守」が何度も紹介され、
「東京都耐震ポータルサイト」の「耐震改修工法・装置」の中でも、安価で信頼できる
耐震構造木造住宅として推奨されている「耐震健康シェルター・命守」。
さらに、無垢のスギ・ヒノキは睡眠効果や音響効果に優れ、普段の生活を豊かにします。
耐震健康シェルター「命守」は、生活空間の屋内に設置するタイプ、
主屋が外部からの力で潰れても、安全な空間を維持する堅牢さが特徴です。
つまり、寝ている間に大地震が起きても寝室がシェルターなら安心、という訳です。
「耐震健康シェルター・命守」の「耐震性」は、厳しい公的機関の試験で立証しました。
「延焼時の耐炎・煙害防止」を「標準装備」、地震二次災害へ万全な対策を期しました。
「3日で完成」の「短い工期」は生活したまま完成し、引越の煩わしさがありません。
「木造家屋密集エリアへ早く普及」したい願いから、直販式で「低価格」を実現しました。
■ 見学のお申し込み、お問合せは「木っず」(鹿沼健康住宅推進協議会)へ。
お電話: 0289-77-5810 メール:kkz@mr-woodman.co.jp
■ 商品詳細はパソコン、スマホへ「命守」と入力すれば検索できます。
http://www.moriniaisareruie.com/taishin.html
耐震健康シェルター『命守(いのちもり)』の特徴
❶ 『耐震性』能公的機関耐震実験済み。強固な木造モノコック構造。
❷ 『耐炎構造』耐火ボードで外装包囲、地震後に発生する火災から延焼防止。
❸ 『煙害対策』床下給気ファンを標準装備、火災時の煙害にも安心。
❹ 『低価格』150万円(組立費込)。低価格で高機能・高品質シェルターを実現。
❺ 『短工期』工事期間3日。 短期間の工事で引越しの必要がなく合理的。
❻ 『純国産』日本の森を守る総国産材。林業に利益還元、国土を守ります。
❼ 『健康』低温乾燥木材を使用。樹木本来の調湿機能と抗菌防虫で健康に。
❽ 『匠の技』鹿沼職人の伝統技術。仕上がり美しく信頼出来る日本の匠。
❾ 『住宅内』現有戸建住宅内にインセット。寝ている間の地震にも安心。
先ずはお電話でお問い合わせください。地震は明日かもしれません。
☎︎ 0289-77-5810
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★新・連載エッセイ/山小屋通信 大森 明
木の鍵カバーと収納ケース
車や家などの鍵。
仕方ないことだが金属製で、木のぬくもりが好きな人間としてはモヤモヤしていた。
また、工房の鍵も加えると常時4つの鍵を持ち歩き、どれも似たような形状。
どれがどの鍵なのか、最近は眼が悪くなったこともあり、区別がつかない。
麻雀の盲パイのように、指先で鍵を峻別する能力を持っていれば別なのだが。
そこで、パッと見て判るように「木」で鍵カバーをつくった(端材利用)。
鍵の持ち手部分に木をかぶせる形だ。
デザイン・色・形状を1つ1つ変えたので、眼が悪い当方も鍵の区別がつけ易くなる。
そして、鍵を持った時に木のぬくもりが感じられ、モヤモヤ解消!
難点は今までより厚みが出て、かさばること。
今まではジーンズのポケットにジャラジャラと4つ束ねて入れていたのだが、
今回ポケットに4つ入れると、脚の付け根あたりに木製鍵カバーがモソモソあたる。
落ち着かないので、3つに減らすことにした。
そして、木の温もりを生活に取り入れるという観点から、
鍵収納ケースも当然ながら「木製」。
こちらも端材を利用して作り、扉には女神像と花を描いた渾身?の力作。
これで我家の玄関は「 wood三昧!」の筈だったのだが、
「玄関にこんな大きい鍵収納ケースは邪魔」といわれ、あっけなく撤去となった。
利用者のニーズを十分に把握せず、事前決裁もとっていなかったので、致し方ない。
写真/木の鍵カバーと収納ケース(筆者製作・撮影)
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森の駅推進協議会次回野外学習『6月15日 (土) 』のご案内
大森氏のレポートでご覧頂いたように、人と樹木の理想の関係を都市の中の植物園から学ぶ好評
な野外勉強会シリーズ。次回は小石川植物園で開催致します。講師は同じく桜井尚武先生。
集合は小石川植物園の門の前に9時半、入園料が400円必要です。終了後は懇親会を予定。
小石川植物園は徳川期以来保護育成される樹木草本と庭園史跡があり、現在は東大の研究施設。
場所:東京都文京区白山3丁目7-1 交通:都営三田線白山駅から徒歩8分
次回もお楽しみに。お問い合わせと参加予約:Tel. 090-9156-1554(担当:戸田)
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森の駅推進協議会では、日本の森林産業停滞の解決へ向け、森の駅発と称し、
下記の活動を行っています。あわせてご参照の上お役立て頂ければ幸いです。
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1「市民フォーラム」開催:
日本の森と日本の森が産み育てる国産木材、それを活かす健康な住環境をはじめ、
生活者の目線で市民の皆様の理解をすすめる講演会を広範囲な視点から企画開催。
内容や開催日など当メルマガ(下記3)でお知らせします。
2「健康住宅/森の駅発」の活動:
日本の森を元気にする!住む人を元気にする!住まいづくりのため集まったプロ
集団が「森に愛される家」を普及します。イベント情報もお届けします。
http://www.moriniaisareruie.com/
3「メールマガジン/「森の駅発」メルマガ」発行:
フォーラムや研究会のお知らせを、原則として毎月1回発行しています。
このメールマガジンのお問合せはこちらまで:happysun9@gmail.com
4「フェイスブック」の発行:
森の駅発のフェイスブックでも発信しています。仲間を募集しています。
https://www.facebook.com/健康住宅森の駅発-110930398990272/
5「ホームページ」の掲載:
上記の実績や森の駅推進議会全般については、森の駅発のHPをご覧下さい。
http://www.morinoekihatsu.net/
○● メールアドレスの変更、メルマガの解除はこちらまで。
happysun9@gmail.com
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