目次①新シリーズ 森の駅探訪 山口県―2 みんなが幸せになる森の駅
②市民フォーラムのお知らせ 3月22日
★♪先週末に野外研究会として、群馬県上野村で森林セラピーとメイプルシロップ体験を堪能しました。
簡単な主観に基づく報告文をホームページに掲載中です。
☆彡1 森の駅探訪~ NPOやまぐち里山人ネットワーク 前回からの連載2回目です。
~* 理事長・園田秀則さんインタビューより 第2回森の駅が出来たきっかけ *~
山口県美祢市に、年間4000人が訪れる、日本初と言われる「森の駅」があります。
創建者は里山マイスターの園田秀則さん。
今回は「森を知る人には悪い人はいない」と言う園田さんの
森の駅で起こった素敵なエピソードをご紹介します。
森では十人十色です。十人いれば違うものができ、どれも100点満点。
その人の個性を引き出してくれます。
たとえば、ある小学生ばかりの団体で、裸足で走っている小2の男の子がいました。
その子だけは親が来ていませんでした。
母子家庭で母親はパートに出ていたからです。
学校ではいじめっ子で腕白な子だったそうですが、私の仕事を手伝ってくれるんですね。
その子は、ドリルやナイフの使い方が上手で、いつの間にかみんなから声をかけられて頼られるように。
そんなことはそれまでになかったことでした。
自分の存在を認めてもらいたかったからいじめっ子になっていたのでしょう。
でも、こんな山の体験から必要な存在として皆に認めてもらい、いい子になったんです。こんな風にして森に来た人たちは何かしら変わっていくようです。
森にはそんな力があるんですね。
森の駅を作ってから小学校低学年まではどんどん森へ入れるべきだと思うようになりました。命と触れ合い失敗を繰り返したりする中で大きく成長できるんです。
多少の怪我も体験です。一番楽しい状態では大怪我はしないんですね。むかでをつかんでも刺されなかった子どもがいました。それは子どもには殺気がなかったからでしょう。
敵意を持たずにカメムシをつかめば臭くないんですよ。是非お試しください。
☆彡2 第6回市民フォーラムのお知らせ 3月22日
~* 農薬を使わない安全な庭&菜園づくり *~
昨秋の「講演会+交流会形式」で実施した市民フォーラムはお陰様で大好評でした。
第6回の市民フォーラムも第3回と同様の形式で、実施いたします。
今回の講師はご夫婦で植木屋されていて、個人庭を専門に農薬を使わない病虫害対策、
自然環境に配慮した庭づくりとメンテナンスを実践・成功されている曳地さんです。本物の素材を生かし、しかも安全で使いやすい庭、自然の恵みを利用した循環型の庭づくりを提案されています。講演後は軽食をとりながら交流会とさせていただきますので、お気軽にご参加ください。
記
1日 時:平成24年3月22日(木曜日) 18:30―21:00
2場 所:原宿 ベニーレ・ベニーレ 6F「ミラノ」
(渋谷区神宮前4-31-10 YMスクウェア TEL03-5775-5300)
3講 師:ひきちガーデンサービス 曳地 義治・曳地 トシ
4内 容:「虫といっしょに庭づくり」 ~庭づくりから森を考える~
5会 費:3,000円(ビール・ソフトドリンク、軽食を用意しています)