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☆彡目次 1)日帰りツアーのお知らせ
2)森を切らなければいけない 3)予告

☆彡まずはお知らせです。
1) 鹿沼市の森と木工団地、「日光地区木材流通研究会」等の見学日帰りツアーのお知らせ♬♫~
参加ご希望の方と森の駅推進協議会幹事メンバー数名と車に分乗して廻ります。
今のところ車の台数が確定していないため、参加ご希望の方はご自分の車で来ていただけますと助かります。
詳細につきましては、こちらまでお問い合わせくださいませ。
概ねのスケジュールです。
10月8日 9:30   栃木IC出口集合
(日光地区木材流通研究会か市の職員の方が出迎えてくださいます。)
 10:30~   研究会代表斎藤正様の森OR県立「出会いの森」見学
 12:00~   製材所・工務店見学
午後     祭り見聞。木工所等見学。
 17:00   帰途

2) 9月12日の市民フォーラムのご報告
☆彡森に眠る宝物~森は切らなければならない
魚沼市から「魚沼伝習館」理事長の坂本恭一さんをお招きし、
原宿駅近くのお洒落なイタリアンレストランで開催しました。
30名余りの方々が参加され、
森の生活&集落再生へ向けての実践&プランのお話
~森の様々なアイデアに興味津々。
終了後も名刺交換をしたり楽しく歓談いたしました。

森の再生というと、
植林、植樹というイメージがあります。
世界には砂漠化が進行している地域が急増し
そういう場所の多くには植林が必要と言われています。

一方で、日本の森は、戦後植えた杉などの人工林が
面積の約半分を占め、
そういった森は、逆に「切らないことが問題」。
というのも、人工林は育ってきたら切らないと
大きな木にならず、根もはらず
台風などで倒木しやすくなり
国土を破壊しまいます。

とにかく、木を切って、
そのあとは、自然林とバランスよく混合させていくことが大切と言われています。
木材を家や生活用品に使えば、石油や有限資源を無駄使いせずに
CO2の排出も削減できます。

木をもっと使うこと。それには木の家を作ること。
そして、「森には宝物がたくさんある」と
坂本理事長が教えてくれました。

・森の木でこけ玉が作れます。(1人でも)1日に10個から1ダースとれる。
・間伐材を素材として、先の細い電気ゴテを使って、写真立てを作ったりもしています。(酒造メーカーの久保田にも提供)。
・また、ネイチャークラフトはキットにして、子供たちに与えると創意工夫の養成にも。
・杉の間伐材の皮をはいで木工製品に。
・昨年からはナメコの栽培を開始。これが美味!だそう。
以上の森の宝物やマキ、米、野菜は、都内のマルシェで、「福山の夢楽人(むらびと)」のブランドで販売。
とにかく、森が産む風土は、農産品の味が違うそう。
「野菜もおいしい!自然の恵みの偉大さをつくづく感じています。今度、是非遊びにきてください」と坂本理事長は目を輝かせていました。

※魚沼伝習館では、平成18年から農水省や国交省の国の補助金をもらい、魚沼市から54ヘクタールの森を借用して、GPSによる境界つくりや作業道の整備に取り組んでいます。

3)森の駅推進協議会の幹事2名も森林再生を目的にした家作りに取り組んでいます。
その取り組みは高く評価され、新聞や雑誌、テレビでも取り上げられています。
次回のメルマガでは、目からウロコの健康・快適な家作りについても取り上げていく予定です。