「木の香りは魔法使い！」

今号も、第12回の市民フォーラムでの
香りの図書館館長で東京大学名誉教授の谷田貝光克先生から
目からウロコのお話の続きです。
レポーターは、森のアーテイスト大森明さんです。

次回　森の駅発市民フォーラム予告
　 ２/２７(木）１８：３０～　ネスパス新潟館３F会議室
話題のローフードの酵素に注目！　講師は秋葉睦子さん
　 必見のアンチエイジング手法とは……。　＝詳細は次号以降で＝

＝木の香りは魔法使い！　その１＝
杉の材の匂いはホルムアルデヒドだけでなく、
二酸化硫黄や酢酸も除去し、
消臭作用が強いという効能を持っている。
覆いかぶさるイメージで匂いを消すこともあるし、
成分が反応して違う物質に変えてしまうことで匂いを消すこともある。
スギもヒノキも匂い成分を５０種類以上も持っているので、
有害物質や嫌な匂いを違う物質に変えてしまうという魔法のようなことができる。

小児喘息の原因は、ダニ類の死骸や糞だが、
その元になるダニの繁殖を木の香りが抑制する。
特にスギの匂いがダニの繁殖を抑える効果が強いと言われている。
床材の突き板の接着層に
木の成分を入れてダニやカビの抑制を図った商品もある。
（森の駅でも、青ヒバの香りの空気清浄機をご紹介しております。
アロマが持続する、斬新な香りビーズペレットも開発しました。）

＝次号につづく＝
年内は大変お世話になりました。
来年も森の駅発をよろしくお願い申し上げます。