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1 木の家で快適に暮らすシリーズ ①住んではいけないペットボトルハウス
2 きさらづ里山の会 ワークショップ開催・・・「作ろう・創造のバイオトイレ-1」 ~デザイン・組立編~

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1 木の家で快適に暮らすシリーズ ①
住んではいけないペットボトルハウス

日本の森を元気にしよう!と、
国産材を使って家を建てても
失敗する場合があります。
そんなことにならないように、
人も森も元気になるためにも
木の家で快適に暮らすシリーズをトキドキ連載します♫

「ペットボトルハウス」と呼ばれるような家があります。
それは、完璧な防湿性、気密性を高めた結果、
外部と遮断されて まるでペットボトルのような状況になってしまう家。

なぜ、完璧な防湿性、気密性を高めるのでしょうか?
家の中の温度を一定に保つためには
家の外の温度に影響されにくくしたいの
ですが 温度の影響は水蒸気の移動によって起こります。
そのため、水蒸気の移動を防ぐために
農業用ビニールシートで家をくるんで防湿・気密性を高める。

一般的にそんなケースが多いそうですが、
しかし、そうなると、
構造材の木材の優れた機能はまったく働かなくなってしまいます。
木材の湿度を調整する機能や自然のぬくもりや香りは死んでしまいます。

また、ビニールシートがほんのわずかでも破れた場合、
水蒸気が侵入し木材が腐ってしまう可能性が高くなったり、
夏場に冷房を効かせすぎると、外側が結露する可能性でてきたり
(冬場の乾燥時にも結露が起きやすい)
そうなると、シロアリの被害もかなり心配になってきます。

さらに、雨漏りの心配もしなければならなくなります。
異常気象で大型台風の到来や集中豪雨が頻繁に起こりやすい近年、
そんな家があると心配になります。

そのような家に住まないように
安全で快適な家に住みたいから
木の特性の生かし方を学ぶことは
つくづく大切なことだと思うこの頃です。


2 きさらづ里山の会 ワークショップ開催
『作ろう・創造のバイオトイレ-1』 ~デザイン・組立編~

・ 日 時 10 月13 日(土)~ 10 月14 日(日) 午前10 時より
・ 場 所 きさらづ里山の会 現地

森の駅発の柴崎則雄幹事が副会長を務める「きさらぎ里山の会」で
画期的なイベント開催です。(以下、きさらぎ里山の会HPより)

野外活動に向けて最大の課題はトイレです。
そこで一般的に設置されるのは水洗トイレですが、水に流すことには環境愛護の地・里山では何かおかしいと感じています。
では昔お世話になったポッタントイレではどうでしょうか。
排泄物の目視化とそのにほひが眼に浮かびます。
仮設トイレ!?・・・。さてどうしましょう。何か良い方法は・・・。
では 野外活動地である里山の生態系を考え、自然に配慮し、人が好み快適な時間と空間を提供できるバイオトイレを目指して勉強しようと、そして作ってみようと。しかもできる限りローコストで・・・となりました。

講演があります。
講師・演題 (株)エコセーフティ 古屋 浩治氏 『バイオトイレの考え方・構造等』